余命宣告はハッキング出来ますか 2【降谷零/安室透】

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公「ど、どうしますか........？そんな肺を用意しろだなんて、都合よく見つかるわけがないじゃないですか.......」

公「しかも24時間以内だなんて.......せめてもう少し待ってもらえないんですか？」





例のURLは、どうも気まずい雰囲気になってしまいとりあえず一通りデータに関する情報が無いかだけ調べて切り替えた話題

ちなみにデータはもちろん見つからなかった
日記の内容にも消去したとの文言があっただけ





風「いや、これは降谷さんではなく病院側からの指示だ。少女の肺の状態だと、酸素吸引や人工呼吸器を持ってしても24時間程度が限界だそうだ。それまでに健康な肺と取り換え呼吸を正常に戻せたら一命は取り留められると」

公「そ、そうですか.......」

公「.......しかし今日や近日中に死刑執行される予定はありませんし、そんな運良く死亡事件が起きるとも思えませんよ」

公「残念ですけど、持病だったのなら仕方ないんじゃないですか.......？本人もそれを分かっていたようですし.......」

風「はぁ......俺に言うな。勇気があるならそれで降谷さんを説得して来い」

公「.........」

公「.........」





と色々恐れて皆諦めムード

もう東京の大学附属病院に移されているはずなのに、誰も病院に見にすら行かない






公「.......そう言う降谷さんは何してるんですかね」





そんな怒られそうな発言にも皆沈黙の賛同

大人気ない？
冷たい？

そう言われたって何の関係も無いどころか、相手はもはや犯罪者

死刑囚も調べた
使えそうな遺体が無いかも調べた

これ以上何をしてあげれると言う？






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・







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コ「あれ？安室さん今日もお休み？」

梓「あ、コナン君！いらっしゃい！うん、なんか急用が出来たみたいでね」

コ「ふーん」




一昨日のカプセル落下の件で聞きたい事あったんだけどな........

昨日もいなかったし、まだ処理に追われてんのかな.......



なんて思ってたら





コ「.......ん？」





ポアロの窓ガラスの外を通り過ぎたタクシーに、今安室さん乗ってなかったか？





梓「.......あれ！コナン君！？もう行っちゃうの！？」

コ「また来る！ありがとう！」





何かありそうだな

そう思わせてくれるのは、皆と違うメニューを頼んだだけでも怪しく見えるようないつもの探偵の勘

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