余命宣告はハッキング出来ますか 2【降谷零/安室透】

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降「.......完了しました」

黒「ああ、ご苦労だった」

降「.......それで、どうされるんですか........？」

黒「どうするべきだと思う」

降「..........」

黒「そう焦るな、拘留期間の延長ならいくらでも簡単に出来る。ゆっくり考えればいい。渋谷の方はどうなった」

降「......爆発物の処理は全て完了しています。交通規制も解除されました。プラーミャについては現在公安部が刑事部と取引をしています」

黒「分かった。もう下がって良い」






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風「プラーミャですが、公安部で引き取ると刑事部と話をつけて来ました。処理は完了してあります」

降「.......ああ、分かった」

風「.......降谷さん？どうかされたんですか？」

降「.......いや、何でもない。今回の事件君達はよくやってくれた。感謝するよ」

風「あ、ありがとうございます」

降「これ、良かったら食べてくれ。今朝作り過ぎた」

風「え？あ、降谷さん？」






.......って、もういないのか........


これまた前2ヶ月とは違ったご様子
聞いた話によると今日少女の身柄が拘束されたらしい

一般的に留置所滞在期間は3日とされているが、最近はあんな特例こんな特例と23日まで延びる事が多々ある

しかしあの少女の場合は是が非でも事件を公表出来ない
1ミリたりともハッキングされたなんて、世間どころか他の警察機関にも知られてはいけない

となると23日より更に延びるか
もっと早々に最終決断が下されるか.......


......どちらにしろ良い話ではない


それにしても、このお弁当.......本当に量が多いな........
一体どれだけ作り過ぎたんだ？






風「.......うまいな.......こんなお弁当を作ってくれる恋人が欲しいよ.......」






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梓「お疲れ様でしたー！あ、そうだ！これから小倉さんのとこのラーメン屋においでって言われてるんですけど、安室さんもどうですか？」

安「あ......実は家にまだ残り物がたくさんあって.......ダメになっちゃう前に食べてしまわないと」

梓「あら、もしかして作り過ぎちゃったんですか？あでも！良かったら是非持って来ませんか？実はラーメンを食べに行くわけじゃないんです！ちょっとした忘年会のようなものと言うか！」

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