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降「.......どういう意味だ」
「こうやってあっちこっちハッキングしてるとさ、結構ヤバいやつも見ちゃうの。それこそおじさんが潜入してる組織のファイルとかも」
風「っ!?」
「だからさ、大事な大事なNOCリストを守ると思って!私の事も守って欲しいなーって!いいでしょ?」
降「そのNOCリストはどこにある?」
「さぁー、どこだろうね」
降「貴様っ
「おじさんだってさっき、得体の知れない人間に個人情報はーって言ってたじゃん?それは私も同じ」
降「NOCリストはお前の個人情報じゃない」
「今の時代情報は資源で財産。分かるでしょ?ハッカーにとって盗み出した情報は自分の一部そのもの。だから仲良くなったら教えてあげてもいいかも」
降「.........」
風「.......降谷さん、こんな子供の言う事に従う必要はありません。我々が調査を続ければデータの隠し場所くらい簡単に
「簡単に見つかるような場所に隠すと思う?大事な自分の一部分を。ねえ?おじさん?」
従うしかなかったんだ
公安が総力を上げて見つけたのがあの貸し倉庫
なのに
見つけられた事に気付いたのか、
それとも見つかるよう我々を誘導したのかは分からないが、
いずれにせよ突入を迎え入れる準備までしていた程の余裕がある相手はこちらより何枚も上手だ
それに、組織の情報を見たという証言だけでも、アメリカの証人保護プログラムじゃないが彼女を保護する必要性はある
何より、NOCリストの安全との引き換えが30万円と、
降「........分かった。具体的に何をすればいい?」
風「!?降谷さ
「そう来なくっちゃ!じゃあまずは、おじさん家に住まわせて!」
風「何ふざけた事を
降「それから?」
風「降谷さん!!」
「回らないお寿司食べたい!私一人じゃなかなか、ゴホッゴホッ!!ゴホッ!!........はぁ.......ごめんごめん、一人じゃなかなか行けなくってさ!」
こんな程度の要求なら、割に合わないほど好条件
降「いいだろう、だがそれならお前の方が飼い主じゃないか?」
「ペットにお家あげるじゃん?ご飯もあげるじゃん?それが飼い主の役目じゃない?」
降「芸の一つも覚えられない犬は捨てられる」
「だから、おじさん達専属のハッカーになってあげる。パソコン系なら全部任せて!」
こうして始まった公安とハッカー少女の奇妙な関係
降「名前は?」
「Aだよ、AA」
降「聞いたな風見、調べてくれ」
風「えっ、
「頑張ってね!」
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ゆら - 続き楽しみにしてます!応援してます! (2023年1月1日 15時) (レス) @page28 id: 681b8d2ef0 (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 夢主が嫌いになれない性格 面白い! (2022年12月26日 17時) (レス) @page17 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - めっちゃ好きっ…え、流石に面白すぎますって。大好きです。無理せずに更新頑張って下さいね!応援してますぅぅぅ!! (2022年12月26日 12時) (レス) @page17 id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは!主人公と安室さんがこれからどんな生活を送るのか続きが気になります_:(´ཀ`」 ∠):更新頑張って下さい✨応援してますッ! (2022年12月9日 21時) (レス) @page6 id: b6cd6b0cba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∂ | 作成日時:2022年12月9日 20時