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灰羽「あ！Aさん！！」
「やっほ、リエーフ」
昼休み、自販機で飲み物を買っていた灰羽と偶然会ったAはどこか急ぎ足だった。
灰羽「どっか行くんですか？」
「うん、ちょっと用事」
灰羽「俺も行きます！！」
A大好き大型犬の灰羽がついて行こうとすると「あーごめん、男の子はダメ」と可愛らしく顔の前で手を合わせるA。
灰羽「何それ可愛いです！！！」
「ふふ、ありがと。じゃあまた放課後ね〜」
リエーフに軽く手を振りながら中庭の方へ向かうAに疑問を抱く灰羽だった。
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「あーーリエーフに足止め食らっちゃった〜〜。遅くなったら怒られるんだよなあ」
罰が悪そうな顔をして人気の少ない中庭へと足を運ぶA。到着するとそこには既に4、5人の女生徒が待っていた。
「ごめんなさい、ちょっとワケあって遅れちゃった」
モブ「遅刻してその顔とかどういうつもり？舐めてんの？」
苛立ちを隠せない女生徒達とは真逆に優しく笑うAの顔は余裕そのものを表しているようだった。
「んで、今日はなあに？」
モブ「……は？」
表情を崩さないAに「分かってるくせに」とポツリと呟く女生徒。雰囲気からして2年生だろう。とAは思いながら静かに口を開いた。
「貴方2年生？はじめまして。貴方は1年生かしら？初々しくてとっても可愛い。3年生のお姉さんたちといつの間に仲良くなったの？ふふ、教えてくれるわけないか」
グイッ、と前に立っていた3年生らしき女生徒2人を押しのけて後ろに立っていた1、2年生らしき女生徒達を覗き込むようにして形のいい唇を開いた。
ペラペラと饒舌なAの余裕っぷりに不気味さを覚えたのか顔を強ばらせる女生徒達。
モブ「ｯ……てめえマジで腹立つな。ほんと癪に障るわ」
「バレー部と仲良いこと、まだ怒り続けるつもり？酷いなあ。」
モブ「分かってんならもう少し離れてください……その、迷惑なんです、私たちも好きなのに……」
「ふうん……」
モブ「っ……」
Aのカオが一瞬、氷のような冷たい表情になった。
ーーーーー
こういうシーン書くの楽しい！！！！！！余裕そうな夢主ちゃん書くの楽しい！！！！！かっこいい！！！！！(自己満)
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月19日 17時) (
レス) @page17 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - すごく好きですぜひ烏野バージョンも、、 (2020年10月22日 23時) (レス) id: 6dda202ec3 (このIDを非表示/違反報告)
名無し51021号(プロフ) - めちゃくちゃ好きな作品に出会ってしまった……!!青城の方も見させてもらいました……!!更新待ってます!!大好きです!! (2020年8月12日 13時) (レス) id: 0886ee79c1 (このIDを非表示/違反報告)
inno - 青城のほうも見ました!!面白いです頑張ってください (2020年6月18日 7時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
すぃ - めっちゃ好き！！！！ (2020年6月6日 22時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん | 作成日時：2020年6月6日 18時
