神山男子っ！［プロセカ］

夢主様の過去＋オチについて ページ19

僕は家に帰り、あの日の事を思い出す。




中学生のA『あ、しゅり！今日は新作のバトロワゲームやる？』

？？？『いいね！テストもそんな近くないし。』

緑葉(みどりば)しゅり。 小学校からの親友

しゅり『じゃあね〜』

駆け足でしゅりは走っていくのを見送って

家路を辿った。

？『あ"っあ"あ"あ"!!』

不気味な叫び声。

何処と無くしゅりの声に似ていた。

叫び声の方に向かう。


なにか(･･･)が落ちている。

？『た、…て…』

『しゅり？』
中学生のA
そう聞くと小さく頷いた。

中学生のA『…！』

近所の人に伝えて救急車呼ばなきゃ！

ピンポーン

ピンポーン

1番近い家はダメか…

じゃあ…

ピンポーン

ピンポーン

威嚇するかのように犬の鳴き声が聞こえた。

僕が呼びたいのは人だ。

次！

ピンポーン

ピンポーン

ガチャ

！！

おばさん『なぁに？『友達が！倒れてて！救急車呼んでもらっていいですか？』

事情を聞いたおばさんは慌てていた。

おばさん『いいわよ。急ぐわね！』

しゅりに叫ぶ。

中学生のA『しゅり！待っててね！』

しゅり『………』

しゅりの方を見る。

そこには見るに堪えないしゅりがいた。

さっきより酷い状態だった。

中学生のA『や、…やだなぁ…通り魔？』

運良くパトロール中の警察官がやってきた。

警察官はもう意識はないでしょうとだけ言い、
『君は帰りなさい。』
と言った。

家に帰って部屋にこもった。

中学生のA『リンちゃんの声…やっぱ落ち着くなぁ…』

中学生のA『…しゅりとしたかったな…このバトロワ。』

しゅりとやるから楽しい。

だからアプリを消して、

窓を開けて

少し暗くなった空を見た。

冷たい空気が頬にあたり今の気持ちを締め付ける。

ご飯の時間だって言われてリビングに向かった。

『…！』

アナウンサー
＿えー。中学2年生の女子中学生が死んでいるのが○○市○○町で分かりました。
警視庁は殺人された可能性が高いとみて捜査を進めています。


中学生のA『…ぅ…』

中学生のA『まま、今日はちょっと食べたくないかも。』

ママ『だめよ！ママが頑張って作ったんだから食べなさい！か』

中学生のA『やだ…』

ママ『ヤダでも食べなさい！世界には食べれない子が沢山いるのよ！』

口に肉を入れられる。

中学生のA『オェッ…』

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