18話 ページ20
『あれ?蘭ちゃん来てたの?いらっしゃい』
そう言ったのはAだった
Aは蘭に身体を向け新一に背が向くように立ち後ろに組んだ手の中にあるレンズ抜きの眼鏡を新一に投げた
「あぁ‼A‼どこに行ってたの?」
『洗面所で手を洗ってたんだけど……それよりどうだった?新一とのデートは?』
「ちょ、ちょっと‼デートじゃないわよ‼」
Aは冗談半分で言ったつもりだったが蘭が真に受けたため『冗談だよw』と本当の事を言った
「そうそう、新一はどこにいるの?というかそこの子は?」
蘭はコナンに近寄り本棚まで追い詰めた
「ボクいくつ?」
「じゅうろk…じゃなくて6歳‼」
「小学一年生かー……」
「う、うん……」
『wwwwww』
子供のふりをしている新一にAは笑いがこらえられない
それを見た新一はAのほうをキッと睨んだ
「名前は〜?」
蘭の質問はまだ続く
「新……でもなくて……」
「ん〜?」
コナンは必死に名前を考える……そして後ろの本、江戸川乱歩とコナン・ドイルが目に入り
「コナン‼」
「ぼ、僕の名前は江戸川コナンだ‼」
「(なんと言う名前をつけたんじゃ……外国人でもあるまいし……)」
博士は頭を抱えた。一方Aは
『wwwww』
と相変わらず笑っていた……そしてコナンはまたもやAを睨み付けた。その視線を感じ取ったAは冷や汗が出ていた
この空気のなか一人声をあげた者がいた
「おお、そうじゃ、蘭くん‼すまんがこの子を君の家で預かってくれんか?」
博士がコナンを家で預けてくれと頼んできた
「(バカヤローそんな事したら蘭に俺の正体が…‼)」
と考えたが博士が耳元でこそっと「組織の情報が入ってくるかもしれんぞ」と言ったので
「僕、ねーちゃんちがいいー」
コロッと新一の意見が変わってしまった
「そうだ‼Aも家に来なさいよ〜」
『はぁ?!私も?!何で?!』
急に話をフラれたのでビックリしている
「最近なにかと物騒だし、新一もいないから…ね?」
『でも、大丈夫だよ‼私強いs…「何言っているのよ‼Aは女の子なんだから危ないに決まってるでしょ?!」……はい…』
蘭の気迫に負けてAは仕方なく折れた
「おじちゃんバイバーイ!」
『じゃーねー博士ー‼時々来るから‼』
「おおー!」
博士に別れを告げ蘭の家へと向かった
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rain - 41話のSBIってFBIのことですか? (2016年4月14日 16時) (レス) id: 6793ed2170 (このIDを非表示/違反報告)
綾乃(プロフ) - かんなさん» あ、すみません!教えてくださってありがとうございます! (2016年3月27日 12時) (レス) id: 8e66c6868c (このIDを非表示/違反報告)
かんな - こんにちは 少し注意点!! 貴女は女の人に使う言葉で、男の人の場合、貴方になりますよ (2016年3月27日 11時) (レス) id: b82ef5a595 (このIDを非表示/違反報告)
エリン - (人1)じゃなくて(名前)にしないと、だめですよ〜。一度読み直してみてくださいよ!ごめんなさい。偉そうなこといってw (2015年12月13日 21時) (レス) id: c8847f7bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんのん | 作成日時:2015年11月29日 23時