【カゲプロ】もう、笑えるよ…【カノ】

68話＊思いと笑み ページ22

「セ、セトっ！なにやってっ……」


セ「いやー、俺だけAと遊んでないなと思って……」


「私誰とも遊んでるつもりないんだけど！？」


いつの間にか場所も逆転して、

私が押し倒されている格好になってしまった。

セトは相変わらず私のお腹に顔をうずめているので、

彼が少し動くとくすぐったくて仕方がなかった。


カ「…ちょっと、離れなよセト」



すると、どこからかカノの声。

声のした方を見てみると、少し怒っていて不満そうな顔をしたカノがいた。


セ「…え、なんで？」


セトがそう言うと、カノはムスッとしながらこう言った。


カ「Aが嫌がってるじゃん！」


セトを引っ張って私の上からどかすカノ。


セトは尻餅をついたけど、「いたいっすよ」と笑って部屋に戻っていった。



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