・ LIFE １９７ ページ11
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・緋山said
『それじゃあ、結構出血は多いかもね。タッチアンドゴーで名取と横峯呼ぼうか。』
緋山｢……シニアもう1人くらい必要じゃない？｣
『大丈夫でしょ。名取は判断力を怠らなければ技術も完璧だし、横峯はテンパらなかったら何事にも挑戦できる。
最初の頃の2人とは結構違うわよ。』
なんだかんだ言って、人の事を見てるんだな。って思った。
いや、なんだかんだ言ってっていうか、Aはその場の状況を判断する事と、その場にあった対応を迅速に頭の中で考えて言葉にする。
いつしか黒田先生が言っていた、“女版優しい藍沢”という言葉を思い出した。
昔っからAは人を見る目があった。
その人にどんな技術があるのか、その人はどんな性格なのか、その人には何が足りないのか。
自分の事で精一杯だった私に、足りないものを教えてくれたのは彼女であって、苦しい時にそっと手を差し伸べてくれたのは紛れもないAだった。
緋山｢ほんっと、あんたには叶わないわ｣
窓の外を見て地上を見下ろす彼女を真正面から見ていたら何だか嬉しくなった。
またこうやって一緒にヘリに乗れて、一緒に仕事が出来て、言い合いもして、一緒に笑ったり、そういう事が出来る人ってあまりいない。
心の底から何かを話すって言うことはこの世界に1人いたらいい方だ、
だけど私には白石がいて、冴島がいて、Aがいる。
それって何よりも大切なものであって、かけがえのないものなんだと思う。
私は、恵まれているんだな。そう、Aのことを見ながら考えていた。
『よし、もうすぐ着くよ。……アルブミン多めに持っていこうか。』
冴島｢はい、用意しておきました。｣
『！……さすがね。冴島』
ニヤリと笑ったAはスグにヘッドマイクで翔北へと連絡を入れた。
『こちらドクターヘリ
タッチアンドゴーで名取、横峯を要求します。
着き次第、一番症状が軽い人を乗せ、一緒に翔北へと向かいます。』
《橘:了解、待ってるぞ》
『私は男性の方へ行く。冴島と緋山は女性の方へ。ある程度終わったら冴島は私の所へ来て』
冴島緋山｢｢了解｣｣
あぁ、この3人で空を飛ぶのは久しぶりだ。この久しぶりの感覚に胸が高鳴ったのは、きっと私だけじゃないはずだ。
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更新久しぶりでごめんなさい！！！
お待たせして申し訳ありません！！
1週間に1度を目標にして頑張ります！！！
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あられ(プロフ) - 夢主と藍沢先生が結ばれるそういう作品にしてほしいです…続き頑張って… (2018年5月23日 19時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤勝利LOVE(プロフ) - 頑張ってください これからも応援しています！ (2018年5月13日 17時) (レス) id: 9db5a86e99 (このIDを非表示/違反報告)
キラあや - いつも、続き楽しみにしています！更新お願いします！ (2018年5月11日 17時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 続き楽しみにしています！ (2018年4月22日 16時) (レス) id: ce7544d8fb (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 更新されていて嬉しいです。これからも楽しみにしてます。 (2018年3月9日 7時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年12月7日 14時
