・ 昔話 ページ6
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・八乙女 side
これはまだ俺らが出会ってすぐのお話。
昨日は初顔合わせで、今日はデビュー曲の振り付けやら歌やらをやる日だった。
ダンスと歌を難なくやってみせたAちゃんは、全然初心者なんかに見えなかった。
そのせいで一緒にレッスンをしていた他のJr達はそりゃ妬んだ。
｢女のくせにムカつくわ(笑)｣
｢つーか体でも売ったんじゃね｣
｢それ有り得るわ(笑)｣
そんな声も普通に聞こえてきて…いや、聞こえるように言ってるのか。
でも当の本人は気にしてないように飲み物を飲んでいて知念に話しかけられていた。
八乙女｢ねぇ、あの子なんか変じゃない？｣
さっきから感じていた違和感。
他のみんなにはあるのにあの子には無いもの。
伊野尾｢笑ってないからじゃない？｣
呆気なく伊野ちゃんが解決してしまい納得した。
八乙女｢……なんで笑わないのかな｣
伊野尾｢楽しくないのに笑う人ってそういないと思うよ。目の前で聞こえるように悪口言われてニコニコしてるやつ居たら普通に怖いよ｣
俺にじゃなくて、まるで周りの人に聞こえるような大声で。
そのせいでAちゃんと知念の視線も、メンバーの視線も集めていた。
伊野ちゃんはその場から立ち上がって先程悪口言っていたJrの方へ向かう。
伊野尾｢……そんな悪口を本人の前で言って気分いい？まぁ裏で言う方が一番悪質だと思うけどさ。楽しい？｣
地べたに座っているJrに対して立って見下ろしている伊野ちゃんはかなり威圧があって怖かったと思う。
伊野尾｢別に君らが認めたって認めなくたってどうでもいいんだよ。俺らが認めるか認めないかの問題だから。でも、そんな事言ったってAがデビューするっていう事実も変わらない。
ダンスも歌も経験者のお前らよりも出来てるのが現実なんだよ。悪口言うくらいなら努力すればいいじゃん。ダメなの？年下虐めて楽しい？｣
マシンガントークのように真顔で言う伊野ちゃんにその場にいた全員が固まってしまった。
｢……じゃ、あ、貴方は、まだJrで、後から入った未経験の女が急に入ってきて、先にデビューされますって、納得するんですか？！｣
俺だったら……納得はしないと思う。
もしかしたら同じことをしてしまうかもしれない。
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佐野あい - 私、この前DVDのファイナルミッションを見ました。 (2018年6月1日 8時) (
レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
?? ラベン(プロフ) - まいかさん» 逃げ恥でガッキーが演じた主人公の人の名前です！ (2018年4月30日 17時) (レス) id: 55b5b8a912 (このIDを非表示/違反報告)
まいか(プロフ) - みくりって誰ですか (2018年4月30日 17時) (レス) id: 60967a6998 (このIDを非表示/違反報告)
雨桜 - この作品、すっごく好きです！リクエストなんですが、GENEtalkや、無名街、鬼邪高校、達磨一家の絡みをお願いします。これからも頑張ってください！ (2017年11月25日 22時) (レス) id: 90dff13939 (このIDを非表示/違反報告)
冬-Fuyu-(プロフ) - リクエストなんですけれども、ガッキーと絡んでほしいです！あと、嵐とも絡んでほしいです！可能でしたらお願いします！更新無理のない範囲で頑張ってください！いつも楽しませていただいています！ (2017年11月22日 6時) (レス) id: cba0ffed3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年11月15日 17時
