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『岩ちゃんと臣、同じグループだったんだね』



登坂「今更かよ。……つかホントにテレビ見てなかったの?」



『んー、テレビ家に無いし。』





テレビが家に無いとかどんだけ貧乏っていうか情報網ねぇんだよ。




携帯にもインスタとかTwitterのアプリはないし、あるのはLINEだけ。




どこのババァだっての…





『でも今思えば無くて良かった気がする』



登坂「は?」



『テレビがあったら余計会いたくなって会いに行っちゃってたと思う。

だけど、見てなくて、私は臣のただの友達として過ごしてあの招待状を受け取った。

まさに運命だよね。』





自分の左手の薬指に嵌めてある指輪を眺めながらそう語るAは誰よりも綺麗で、美しかった。





登坂「……明日か、」



『うん。臣も来てね』



登坂「いや行くけどさ。……まぁサプライズもあるから」



『それ私の前で言ってもいいの?』



登坂「いいんだよ。……岩ちゃんには内緒な。絶対泣くから」



『ふふ……私も泣くと思う。っていうかずっと泣いてると思う。私達、』





多分俺も泣いて歌歌うどころじゃなくなるんだろうな。




その時は隆二に歌ってもらおう。なんて今から考えていたり……





登坂「ま、おめでとさん」





そろそろ帰ろう。と席を立った瞬間だった。





岩田「A!!」





ただいま!も何もなしに真っ先にAに駆け寄り抱き締める。




岩田「臣さん、何もしてませんよね?」



登坂「ばーか、こんなちんちくりんに何もするわけねぇだろ」



『ちょ、ちんちくりんって!』



岩田「俺、臣さんが可哀想っす。

こんなにA可愛いのに。俺だったら真っ先に手出してますよ。」



登坂「は?……じゃあ手出しても良かったのかよ」



岩田「ダメに決まってるじゃないですか。いくら臣さんでも許さないですよ。」



『もー、剛典、離れて!臣見送らなきゃ』





Aの腕に引っ付いてガウガウ吠えてる岩ちゃんにAが呆れたような、幸せそうに言うも、離れず諦めたのか引きずりながら俺の後を付いてくるA。





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設定タグ:三代目Jsoulbrothers , 岩田剛典 , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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あっちゃん - すごくよかったです。本当にこうなればいいなぁと思いました。読むたびに感動して涙がとまりませんでした。 (2018年3月20日 21時) (レス) id: f83acd1f10 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - すごく切なくて心温まる話でした。臣ちゃんsaidも結婚後も見てみたいです!楽しみにしてます (2017年12月16日 22時) (レス) id: 2003420e41 (このIDを非表示/違反報告)
ayanalovedance(プロフ) - 最高です!!結婚後すごく気になります!!! (2017年12月16日 21時) (レス) id: 30d2492fd6 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 結婚後すごく読みたいです!!キュン死しそうです! (2017年12月16日 18時) (レス) id: 0c4620f798 (このIDを非表示/違反報告)
ishrmy37(プロフ) - 岩ちゃんとの結婚後のお話も是非見たいです! (2017年12月16日 16時) (レス) id: c0d66834b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラベン | 作成日時:2017年11月30日 21時

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