1話 ページ1
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何故こんなことになってしまったんだろう、俺は地味な人生地味なまま過ごすだろうと思ってたのに
「山崎〜!」
そんな考えを知る筈もない彼女は満面の笑みで俺を追いかけて来る
「ちょ、俺これから仕事なんですよ!つか紗奈さんも仕事でしょ!?」
「山崎になでなでしてもらわないとやる気でなーい」
「はぁ…ほんと副長とか隊長にどやされるんで、つか俺ほんとにもう仕事行ってきますね」
「や、山崎ー!」
「てめぇは仕事をしろ!」
「ふん!甘い!」
俺が仕事に行くと紗奈さんを説得している最中 後ろから副長の飛び膝蹴りが繰り出される
しかし紗奈さんはそれをサラリと避けドヤ顔をかました
「どうよザキ!私強いしカッコイイし可愛いし優良物件じゃない!?ね!」
「い、いや…その…」
「山崎てめぇはさっさと仕事にいけ!」
「ひっ、は、はい!」
副長に一喝され足早にその場を去る 後ろから紗奈さんと副長の大声が聞こえたが気のせいだろう
「…はぁ」
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作者名:あむま | 作成日時:2018年9月22日 1時