十一 ページ12
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『えっ、と……』
どうしよう。
『…あの、首の痕…その時、お婆さんを食べていた鬼につけられたものです。』
「!鬼に…、」
「!そりゃおったまげたなぁ…」
うん!嘘はついてない!なんかバレそうだし!怖い!
『後は、今はちょっと…』
「大丈夫ですよ。お話して頂き、ありがとうございます。」
『いえっ、お力に添えず…すみません。』
「にしても、派手に面白い話だなぁ?鬼が人間にマーキングなんざ。」
うん、それは私も思う(((
だって私とっても美味しいのに、無惨さん勿体ないことしてるよね。
「さて、もうこんな時間ですし、今日は泊まっていってください。」
『え!申し訳ないですよ…』
「この時間は鬼が出ますから。」
『じゃあ…お言葉に甘えて…。一日お願いします。』
「はい。」
なんかお母さんみたいにホワホワしてる人だなぁ…胡蝶さん。
いい匂いだし(((
「よし、用事は済んだし俺は任務に向かうとするか!胡蝶、お嬢さんを頼むな。」
「はい、お気をつけて。」
なんか付き合ってるみたいな雰囲気というか…絵面が綺麗。
お似合いだなぁ、お2人共。
そう思いながら、宇髄さんをお見送りした。
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『あの、胡蝶さん。つかぬ事をお聞きしますが、宇髄さんとのご関係って…』
「特に。私と宇髄さんも鬼殺隊の柱ってだけですよ。」
あっ…()、柱なのね、胡蝶さん。
会っちゃいけないような人と、2人も会っちゃった…(((
「それに、もう既に宇髄さんは、お嫁さんが3人いますから。」
『さっ、!』
まあ、顔整ってたしなぁ…。匂い嗅いできたけど。
強くてモテるんだろうなぁ…。匂い嗅いできたけど。
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はーい、みなさーん、朝ですよー。
この蝶屋敷(って教えてもらった)の夕飯は(無惨さんの)城に負けず劣らずの豪華で、朝ごはんも凄かった。
あとね、朝に縁側で会った、カナヲちゃんって子が可愛かった。
ご飯持ってきてくれた、アオイちゃんも可愛かった。
みんな可愛かった。…目の保養。
なんか顔面偏差値高い人に囲まれてればいい事ありそう(?)
あのね、カナヲちゃんにあやとり教えてあげたんだ!
ほら、累くん得意だから、私も結構できるようになったの!(こっそり寝る前に練習してた)
蝶作ってあげたら微笑んでたから、多分喜んでくれてた。多分(((
そんなこんなで呑気に1日お世話になり、お礼を言って、蝶屋敷を後にした。
『多分帰ったらお説教かな……』
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入間(プロフ) - たくあんさん» 非常早いコメントで笑 ありがとうございます! (2020年4月27日 15時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 完結おめでとうございますゥ(´;ω;`) (2020年4月27日 15時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年1月19日 18時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
入間(プロフ) - えむさん» 初めまして。ありがとうございます!出来れば更新をもっと増やして行けたらなと思います! (2020年1月19日 17時) (レス) id: faea9d84a4 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - 初めまして、突然すみませんこのお花とても面白くて大好きです!また宜しければ更新楽しみにしています! (2020年1月18日 20時) (レス) id: 41deac151f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:入間 x他1人 | 作成日時:2019年10月26日 23時