31 ページ33
(tn side)
俺は今行きつけのカフェにおる。
ここのカフェはあまりに目立たないとこにおって、騒がれることもないし、静かな雰囲気が日頃の仕事の疲れを癒してくれるからお気に入りの場所や。
今日は珍しくグルさんからお休みをもらったので、町に出ることにしたんや。
ぺ神にも気分転換として、町に出ることも重要っやってきいとったから久しぶりにでてみた。
さっき頼んだ、ブラックコーヒーをお供にこないだたまたま見かけたAさんが持っていた本を読んでみることにした。
どうやら、恋愛小説みたいだ。
意外とマイナーな本を読むんやなぁ。と思いながら、表紙を開いた。
意外と面白かった。タイトルがちょっとあれなだけであって、全然おもろかったわ。
最初は、Aさんと共通点ができるとおもうて借りてみたけど。案外おもろいし、はまりそうやわ。
でも、目の使いすぎは良くないな。Aさんの幻覚がみえるわ。
て、あれ？こっちにちかずいてきてる？
よくみれば、エーミールまでおるん？
em「あれ？トン氏じゃないですか」
まさかの現実やった。
ここは、しらをきることにしよう。
tn「あれ？エーミールやないかどうしてこんなところに。それに、そっちにいるのは確か、Aさんやないかい。」
『ご挨拶が遅れて申し訳ございません。城内メイドをつとめています。Aというものです。』
ただの、挨拶やったけど向こうから話しかけられてすごくうれしいが、
なんで、エーミールとおるん？
tn「お、おう。てか、エーミールはなんで一緒にいるんや？まさか………デートか？」
em「ちがう、ちがう。デートってよりかは、兄妹水入らずって感じですかね？」
『そうですね。』
ということは、え？！Aさんのお兄さん？！！
tn「え？！お前ら兄妹だったのか？」
『いや、ちがいますよ。』
em「ちがいますよ。」
em「ただ、兄妹みたいななかってだけです。」
『まぁ、そうですね。』
嘘もついてる感じがしないし、本当にそうなんやろうな…
tn「ふーん。そうなんや。てか、二人ともここの席使わへん？空いてるし。」
em「では、お言葉い甘えて」
『え？！え、………あ、で、では失礼ながら座らしていただきます』
よっし、これでもうちょっとAさんと話せる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1086人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - めっちゃ良いところで終わっているだとっ！？ナンテコッタパンナコッタ(ごめんなさいふざけました)これからも無理せず、出来れば完結を目指して頑張ってください！！ (2019年12月31日 23時) (
レス) id: abc489c33a (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - あー...夢主ちゃん...代わりなのね...いやんやっぱいい子ﾊｰﾄ (2019年12月30日 8時) (レス) id: 105c081382 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - コスプレしてみたい…(勇気がない)アクア様素敵！これからも無理せずに頑張ってください！ (2019年12月27日 21時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ふう(プロフ) - とんちが、弱味を、握られてもうた.....コスプレ！いいな！夜歩いたら普通に間違えられそう... (2019年10月22日 21時) (レス) id: 0f2e7dcacf (このIDを非表示/違反報告)
あいね - ふう それな！ですね！ (2019年10月9日 0時) (レス) id: f25755ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：寿々香 | 作成日時：2019年9月9日 18時
