オセロの有名な話 ページ8
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松村北斗 side
僕が初めて君を見たのはテレビの中でだった。
明るく活発的な少女の役を演じていた君を見て実際の性格と似ているからこそ、こんな自然に演じられるんだと思っていた。
2回目に君を見たのは「私立バカレア高校」の撮影現場。
僕にとって君はデビュー前から様々なドラマに出ているのもあって、有名人に会うような感覚。
だけど君に初めて会って挨拶された時の感想は
端正な顔立ちではあるが、僕が想像していた様な芸能人オーラ？がなくて驚いた。
年齢は僕より年下だが、ジャニーズ歴は僕より長い所謂先輩にあたるはずなのに僕を同じ立場で、なんなら僕より下から話していた謙虚さを今でも覚えて
いる。
むしろ、僕となんだか似ていた。
でも僕は、そんな事を考えていた数分前の自分に物凄く後悔する事になる。
撮影準備が整い、自分の立ち位置につく。君はそこに無気力そうに立っていたのに、監督のスタートがかかった瞬間
「...っ、！」
君は一瞬にして、君が演じる影山葵になった。ほんとに、僕が瞬きをする前までは君だったのに、目を開いた時には影山葵が立っていた。
そんな君を見て、僕は生まれて初めて人を怖いと感じた。鳥肌が立って、身体中が痺れて、上手く息ができなかった。
ああ、君は役者になるために生まれてきたんだ。そう本気で思った。
ジェシー「...くと、北斗！」
「...え、？」
ジェシー「北斗のセリフだよ？起きてる？」
君の演技に見とれている間にセリフを飛ばしてしまい、撮影が止まる。すみません、とスタッフさんや監督に謝り、ふと彼女を見ると
「慎ちゃんまつげついてるよ」
森本「まじ？とって！」
「自分でやってよ」
さっきの君は何処にもいなくて、また始まる前の無気力な君に戻っていた。
君はまるで、テレビのリモコンでチャンネルを変えるかのように役と自分を入れ替えているんだな、とその日から僕は君の演技のトリコになったんだ。
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「いやなにかっこつけてんの？」
松村「ファンの中でも有名な俺とAの感動的な初対面初印象の話じゃん！」
「北斗が私のこと怖いってやつ？」
松村「役者としてのAがね？」
「言い訳は終わり？」
松村「言い訳じゃない！」
「もー、分かってるよ。めんどうだな」
松村「ねえそれやだって言ってるじゃん俺Aに嫌われたら生きていけないんだって」
「いや重いって！！」
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麻。(プロフ) - 楽しく拝見させてもらってます！もしよければ仲のいい後輩のところに名前が上がってる浮所くんとの絡みが見れたら嬉しいです！ (2022年10月29日 15時) (
レス) id: ffd7bb86cf (このIDを非表示/違反報告)
にっくせんちょう(プロフ) - ねこさくさん» コメント、リクエストありがとうございます！そう言っていただけてめちゃくちゃ嬉しいです...！重岡くんとのエピソード書かせていただきましたので気に入ってくださると嬉しいです (2022年10月27日 20時) (レス) id: 1c43e7c495 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさく(プロフ) - え、めっちゃ好きです。(いや急 笑)。これからも作者さんのペースで執筆していってください！最後にちょっとリクエストしてもよろしいですかね？重岡くんと仲良くなった時のエピソードを詳しく知りたいです！お時間のあるときにでも書いてくださると嬉しいです！ (2022年10月16日 14時) (レス) id: f692ce80b7 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - にっくせんちょうさん» もちろんキュンキュンしながら読ませていただきました！ありがとうございます！ (2022年10月15日 23時) (レス) id: 31d0678c84 (このIDを非表示/違反報告)
にっくせんちょう(プロフ) - 結愛さん» コメント、リクエストありがとうございます！遅くなってしまいましたが書かせていただきました！気に入っていただけたら嬉しいです。 (2022年10月15日 18時) (レス) id: 1c43e7c495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にっくせんちょう | 作成日時：2022年9月18日 23時
