私が守るから Part2【NARUTO】

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そして、次の試験の説明が始まった

途中、ナル君が頬を切られ、一瞬動きそうになったけど何とか耐えた

『ナル君！』

ナル「！、A」

アンコさんがナル君から離れたところで直ぐ駆けつけた

『大丈夫？』

ナル「平気だってばよ」

アン「！、ふふっ、ごめんなさいね、A」

『む…』

気が付いたのか、アンコさんは私の頭をぽん、と撫でて元の場所へ戻って行った

ナル「？？」

謝るくらいならやるなっての！！

それから同意書のことや詳しい説明を終え、とうとう第2試験が始まった

すると早速悲鳴が聞こえ、緊張が走る

ナル「俺ってばちょっとしょんべん…」

サク「！！、レディの前で何晒そうとしてんのよ！！草陰行きなさいよバカ！」

ナル「ってー！！」

『はは…』

それから数分、ナル君が戻ってくるのを待った

ナル「あ〜すっげー出(ﾋﾞｭﾝｯ)！？、な、何すんだってばよAちゃん(・・・)！？」

私はすぐ変化に気づき、ナルトに…いや、偽物に苦無を投げた

これがもしサスケなら何もしやしなかったけど…ナル君となると話が別よ

サク「ちょ、何してるのよA！」

サス「サクラ、そのナルトは偽物だ！」

サク「えっ！？」

『ふふ、ナル君に化けたのは運の尽きだったね、じゃなきゃ早死なんてしなかったのに』

サク「(ｿﾞｸｯ)」

ナル「ッ…、な、何言って…」

『私に誤魔化しは効かない。さっさと変化解きなさいよ、イラついてしゃーないわ』

サク「(怒ったらキャラ変わるのどうにかならないのかしら…)」

サス「(…恐ろし)」

『解かないならいい。"金剛封鎖"』

ナル「！！」

『ﾁｯ』

鎖で捕まえようとしたが、すぐに気づかれ逃げられた

「アンラッキー！バレちゃァ仕方ねぇ！巻物持ってんのはどいつだ！？

こうなったら実力行使だ！！」

『サスケ、ここは任せる』

サス「あぁ！」

敵をサスケに任せ、ナル君を助けに行く

すると縄で縛られた状態で木の陰に隠れているのを見つけた

『よっと』

苦無で縄を解く

ナル「サンキュー！」

そしてすぐさまサスケの元に戻る

『サスケしゃがめ！』

サス「っ！」

「！？」

『雷遁・雷伝！』

影分身を作り、術を発動させる

そして逃げたところを鎖で刺した

「ぐっ！」

ナル「な、何もそこまで…」

『ここは戦場、やらないとこっちまでやられるわ』

まだあなた達には早かったかもしれないけれど

敵は不利だと思ったのかそのまま逃げていった

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