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14話 ページ15

『グスッ、突然すみません…』

鱗「いや、いいんだ。A、と言ったかな」

『はい』

落ち着いた頃、私は鱗滝さんのお家にお邪魔した

鱗「君も最終試験で生き残ったのだな。

それも無傷で…」

『…私の力で生き残ったわけじゃありません

この子達の力があったから』

肩に乗るシェイミに擦り寄る

鱗「…それは、なんという生き物なのだ?」

『…この子たち、は……』

炭「…A、君は、何か秘密を抱えているだろう?」

『ッ…!』

炭「俺は鼻がいいんだ。すぐ分かった、Aが何かを抱えていることも…不安がっていたことも

Aさえ良ければ、俺たちに話してくれないか?

何か、力になれるかもしれない」

『……』

私の世界では、ポケモンを自分の欲のために使う人がいる

でも、この人たちだけは、信じていいだろうか

『…!』

すると、寝ていたはずの禰豆子ちゃんが私の手を握った

暖かい

『……何から、話せばいいのかな…

…まず最初に、私はこの世界の人間ではありません』

炭「!」

『恐らく、別世界から、この世界へやって来ました

ポケモンの力によって』

鱗「ポケモン…とは」

『ポケットモンスター、縮めてポケモン

沢山の謎を秘めた、私の世界に生存する不思議な生き物です

例えば、この子』

私はシャンデラーを出した

『この子は火の力を使います。

他にも、水、草、雷、いろんな属性のポケモンが存在する…

私達はそんなポケモンたちと仲良く暮らしています。

時にはこのポケモンの力でバトルをする…私はそのポケモントレーナーでした

旅の途中、私は1匹のポケモンに出会った…

世界に1匹しかいないとされる伝説ポケモンです』

炭「伝説…」

『このシェイミも、その1匹なんですよ

そして、出会った伝説ポケモンの名前は

パルキア

彼は、空間を司る

彼の力で、私はこの世界へ飛ばされたとされます

ポケモンたちと共に』

鱗「…まるで夢物語、だが

実際この世界には鬼が存在する」

炭「Aが意を決して話してくれたんだ

信じるよ」

『ッ…』

禰「むー!」

『禰豆子ちゃん……炭治郎…鱗滝さん…

ッ、ありがとう、ございます…!』

ああ、なんて暖かい人達

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あいもち(プロフ) - 手持ちポケモンって作者さんの個性が出るから、ポケモンの小説は本当に面白い (2022年2月27日 22時) (レス) id: 7996fa9caa (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - 絵めちゃくちゃうまいですね! (2020年5月16日 10時) (レス) id: bf878b2d72 (このIDを非表示/違反報告)
ろまろま - ミミロップ可愛いですよね!なつき進化の条件高めなのでミミロルから育てて進化して、おんがえしで大活躍した時は完動して泣きそうになりました! (2019年12月1日 21時) (レス) id: 00cb91440a (このIDを非表示/違反報告)
バンダースナッチ - てるって漢字は輝くの『輝』ですよ。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 2346fc661d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 村田さん生きてるかな?…これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年8月5日 13時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:繭花 | 作成日時:2019年7月27日 3時

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