放り投げられた 17 ページ19
中「そもそも手前は＿＿＿っ…？」
『！』
中也さんが太宰さんに何か文句を言おうとしたら、体がふらついた
急いで抱えられていた手から離れる
『中也兄さん…！熱が……』
太「熱？馬鹿は風邪ひかないんじゃなかったの？」
中「ぅる、せ……
A…だぃ、じょぶだから、そんな顔…すんな……＿＿＿」
『…中也兄さん……？』
太「おっと」
私の頬をひと撫ですると、そのまま気を失い太宰さんに倒れ込んでしまった
『にいさっ…！早く家に帰らないと…！』
太「私、男と抱きつく趣味はないんだけれど」
『おねがっ、中也兄さんを運んで…！』
太「えー？どうしようかなー」
『…いや、あったばかりの人に頼むのは違う…
中也兄さん…すぐに帰ろうね…』
太宰さんに頼もうとしたが、これでも小6だ、小さい子じゃないんだから中也さんぐらい運べる…はず
そう思い気絶した中也さんをおんぶした
『ッ〜…！！』
この人背小さいのに重い…！流石男性！筋肉があるってか！コノヤロウ！！！
『あっ…！』
そのまま数歩進んだところで石につまずき、転びそうになった
太「真逆本当に運ぼうとするとは思わなかったよ、御免ね」
『えっ…？』
それを太宰さんが支え、軽々と中也さんを抱えてくれた
あ…この持ち方知ったら多分中也さん太宰さんを殺すな…
太「本当は女性以外にこんな抱え方したくないけど、気絶してる相手をおんぶするなんて絶対ずれ落ちるし、担ぐのにも私筋力がないんだよね。
だから、このことは中也に内緒ね？」
『…うん…！』
皆さん、言わずもがな分かったでしょう？
そうです、お姫様抱っこです
男が男を………こりゃ視線が痛いぜ…
そして太宰さんの目も死んでる……
少し、少しだけの辛抱です…！！お願いだから中也さんを途中で諦めず運んでー！！
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ロア - 今の私とまるっきり同じなんだけど (2022年9月21日 17時) (
レス) id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - ｅ…設定のやつ私ジャングル田中 (2022年9月21日 17時) (レス) @page1 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
酸素無駄遣い装置 - 私も放火事件のニュース、見ました。最近は、理不尽極まりない、事件、事故が多くて、ニュースを見れば毎日そう云う事件の事を目にします。これを機に一人一人が何か行動を起こすべきなのかもしれませんね。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
紅葉（もみじ） - 院長先生好き。なんか・・・声がいい！（まぁ一番はちゅややけんな！） (2019年7月3日 21時) (レス) id: a1dab6af9d (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: b826bbf687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：繭花 | 作成日時：2019年5月14日 5時
