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鳥の囀りで目が覚める。
めざましの鳴る数分前に起きたのだ。
ふと窓の外に視線を外すと、もくもくと大きな入道雲がこちらを見ていた。
「…ねむっ…。」
何度も大きな欠伸をしながら、学校へ行くために支度を始める。
鞄を開けると少し雑に入ったプリントとチャックの開いた筆箱から、ボールペンがカタカタと音を立ててこぼれ落ちる。
「あぁ…時間ないのに…。」
そうは言ったもののあまり焦らずに、ゆっくりと準備し玄関を出た。
カチャリと自転車の鍵を回せば、軽快に吹く夏の暑い風と共に身体を運ばせた。
そこからは時間の流れが感じない程に忙しかった。
文化祭前日というのもあり、
校内は先生を含めみんなが心を弾ませながら慌しく、
飾り付けやら掃除やらなんやらと動き回っていた。
俺らのクラスは�狠討狄喚瓩鬟董璽泙砲靴燭發痢�
ペットボトルとボールを使った�爛棔璽螢鵐悪瓠�
割り箸や輪ゴムでつくる�犲妖��瓠�
そうして休憩スペースとしてベンチを設け、そこは�牘任┘好櫂奪鉢瓩箸覆襪茲Δ砲靴拭�
正直作るのにあたって、何度も先生との予算の話合いもあったし、作る時間を考える必要もあったが、
幸い前日の今日、何事もなく順調に進んでいる。
そうしてなにより、
涼「ねぇねぇ！見てこれ！」
そう言って、手に乗せた小さなビー玉を俺に見せた。
涼「綺麗でしょ？」
なんて微笑む様子に嬉しく思うんだ。
「ビー玉なんてどこにあったの？」
涼「これね、昔近所でやってたお祭りの時に飲んだラムネに入ってたんだ。綺麗でずっと好きだったから、お守りがわりに持ってるんだ。」
思わずやまの横顔に触れたくなってしまった。
なんだか壊れてしまいそうで。心配で。
涼「…どうしたの？」
「んーん、なんでもないよ。」
出した手を引っ込めて笑って答えた。
高い位置にある太陽の日差しが窓を通り抜けビー玉に差し込む。
キラキラと輝いていて。それはとても綺麗で。
どこかに手を伸ばしている。
「やま？」
涼「なーに？」
「明日、楽しみだね。」
涼「…そうだね。」
返事をくれる少しの間にはどんな気持ちが隠されていたのだろうか。
不安は未だ拭いきれないままだが、
華やかな雰囲気を放った校舎が完成されていた。
宏「明日はいよいよ文化祭だが、はしゃぎすぎて怪我や周りの人に迷惑をかけないようにな。」
文化祭まであと1日。
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さき(プロフ) - ciaociaoさん» コメントありがとうございます……！削除する予定なのは謝罪のページのみなので、大変お待たせしてしまいましたが今後も更新させていただきます(>_<)紛らわしい書き方をしてしまい申し訳ないです。お気持ちとても嬉しいです！今後もよろしくお願いします！ (8月4日 11時) (
レス) @page29 id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - Twitterにおしらせいただいたので、久しぶりに読ませていただきました。もう続きを投稿いただけないとのことで残念です、、お気持ち変わりませんでしょうか、、 (8月4日 7時) (レス) @page29 id: 33ff52010d (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - めいめいさん» わぁぁ！ありがとうございます！返信遅くなってしまい申し訳ございません……また近々更新します！ (2022年6月5日 0時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
めいめい(プロフ) - いつも読ませてもらってます。更新楽しみにしてます！！！ (2022年5月19日 21時) (レス) @page27 id: 3da430cefd (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 桃大福さん» 返信遅くなってしまいすみません…。そういっていただけるとモチベーション凄くあがります！！ありがとうございます！ (2021年3月11日 13時) (レス) id: 7b1fe2d542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2020年8月8日 1時
