Sevenドクター Part4 (ページ3)

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たった1人のヒョンページ3

ユンギside

明日の講習会について食堂でヒョンと話す。

ヒョンはランチを食べているけど僕はエナジードリンク1本。

喉が痛すぎてご飯なんて食べられないんだ。

ジ「それでさぁ…ユンギ最近ご飯食べてる？」

ユ「…うん…」

急に話題が変わってびっくりした…。

ジ「本当？なんか疲れてる感じだしちゃんと食べないと。

今週はハードなんだから。はい、これちょっとでも食べて？」

ユ「え、いいよ…」

ジ「だーめ。これはヒョンからの命令です。」

うぅ…カツなんて食べれない…。

でも確かに最近体力も落ちてきてるし、ちょっとはもらっておこうかな。

ユ「…ﾝｸﾞｯ…おいしい…」

あー、飲み込むときに喉痛すぎて死ぬかと思った…。

ジ「よし、じゃあ、僕そろそろ行くね。」

ユ「うん、じゃ。」

ヒョンは、ひらひらと手を振って食堂を出て行った。

・

講習会当日。

皆が資料に目を通して真剣に話を聞いている中僕は全く集中出来なかった。

咳が邪魔をするんだ。

かといって大声で咳なんて出来ないから、できるだけ抑えて。

後「先輩大丈夫ですか？顔真っ赤ですけど…」

ユ「…あ、…大丈夫…大丈夫…」

後輩にも言われちゃうほど。

長い講習会が終わるとすぐに会場から出てトイレへ。

ユ「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!」

完全に悪化した。明日からは出張なのに。

ユ「ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!…はぁ…はぁ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ!!

…え…血…？」

喉からの出血なのか分からないけど、唾を吐き出したら血が混じっていた。

思わず洗面台に手をついて、荒い呼吸を繰り返す。

明日からが心配だ…。