#7 俺にしときなよ 【有栖院御国】 ページ7
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「…あれ〜？Aじゃない。
いらっしゃいませ。ウチの店に何か用かな〜？」
店じゃなくて、あなたに用が…
と言いかけて口を噤む。
『はいっ！ここってちょっとした雑貨も
売っているので、見ていて楽しいんです！』
「見る目的？買う気ないならお帰りください〜」
私はあなたを見ているのに
あなたは全残、私のことを見てくれてないな
って、改めて感じていた。
それほどまでに自分が乙女だったことに、
驚きで、苦笑が漏れる。
でも、かっこいいあなたが好きです。
ふと、綺麗な色をした試験管の並んだ物を
見つけて近寄ってみた。
どれも透明で、水色だったり黄色だったり
光が反射してまたそれが幻想的である。
「それ、気になる？」
『わっ！』
急に、耳元で囁かれて仰け反る。
「あっはは！Aったらあまりにも夢中になって
それ見てるもんだから俺が移動したことに
全然気づかないんだもん！」
真後ろ。ほんと、私の体のすぐ後ろに御国さんが
いたのだ。
『びっくりした…！
もう！やめてください！』
「はいはい、ごめんごめん〜
でも、それにはあまり近づかない方がいいよ〜」
ぐいっと腰を引かれた。
「なんせそれは、ヨハンの実験に使われるような
物だからね」
御国さんの腕の中にちょうど収まってしまい、
吐息が耳にかかって、いちいちくすぐったい。
心臓が跳ね上がりそうだ。
この人は、私の気持ちに気づいてやってるのか。
「だから、近づくなら…そうだなぁー」
だとしたら。
「俺にしときなよ」
彼はとんでもない男である。
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#8 仕返し【ジェジェ】→←#6 I Love You. 【スノウリリィ】
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えりんぎ※息を吸う(プロフ) - アオリ†ホタルさん» ヲゥェンバォンガァアまじですかもうほんと好きですありがとうございます……やっぱり刺激の強いものを好む方が多いようですね。まあ、夢小説なんてそういうものを求めるような場所ですからね……！！めっさ頑張らせていただきますううう (2019年2月1日 6時) (
レス) id: 5e55bdde31 (このIDを非表示/違反報告)
アオリ†ホタル - 個人的にはリリイのが一番好きですねー!!もちろん皆好きですが! えりんぎ※息を吸う さんの書かれる物語はいつも楽しく読ませていただいてます!これからも頑張ってください! (2019年2月1日 0時) (レス) id: f7b53a9dbf (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - いつものも好きですけど、イチャイチャも好きです…(＜●＞＜●＞) (2019年1月31日 21時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
えりんぎ※息を吸う(プロフ) - はにかんさん» ( 'ω')ふぁっ やはり私の作品にはいちゃいちゃが足りなかったのだな……ありがとうございますう これからもっとハアハアして頂こう…… (2019年1月31日 7時) (レス) id: 5e55bdde31 (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - ちょ、ちょっと待って!!ちょっと待ってください!!えりんぎさん!! …スゥ…ハァ……みんな可愛くないですか?私、可愛い過ぎて死にそうです…!! (2019年1月31日 0時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりんぎ※息を吸う | 作成日時：2019年1月30日 20時
