144話 雷門VS.ジェネシス 3 ページ46
吹雪「ｸｯ……!!｣
ｱﾂﾔ(ﾁｯ!だから、オレに任せろって言ったのによ！)
吹雪「うるさい！お前は引っ込んでろ！シュートはボクが決めるんだ！！」
ｱﾂﾔ(いいのか？そんな事、言ってて…………見ろよ、アイツらのガッカリした顔)
吹雪「え……っ！？」
ｱﾂﾔ(まっ、せっかくのチャンスが無駄になったんだから、無理もないけどな！)
吹雪「…………」
ｱﾂﾔ(でも、これで分かっただろ？奴らが期待してるのはお前じゃなくて…………このオレだってことが！)
吹雪「そんな事はない！シュートを決めればボクだって！みんなが必要としてくれるんだ！」
再び、試合がスタート
鬼道「吹雪！」
鬼道が吹雪へとパス
ｱﾂﾔ「よーし！今度こそ、オレが！！」
吹雪「やめろ！！」
ｱﾂﾔ「ｸｯ……!!」
吹雪「(シュートはボクが決めるんだ！！)ｸｯ……!!エターナルブリザード！｣
だが、ジェネシスのキーパーネロは必殺技なしで止めた
雷門「「！！？」」
角間「なんと！吹雪のエターナルブリザードが簡単に止められた！！これは失敗か！？」
吹雪「ﾊｧ……ﾊｧ……」
ｱﾂﾔ(余計な事しやがって)
瞳子「…………」
一ノ瀬「大丈夫か？吹雪」
吹雪「ゴメンね……ちょっとタイミングが合わなくて……」
円堂「気にするな！吹雪！！次は決めていこーぜ！！」
吹雪「…………」
角間「ジェネシスが更にスピードアップ！！得点差は20点！！」
ｱﾂﾔ(何やってんだよ！お前が取りにいかなきゃ誰が取りにいくんだよ！DFのお前が取ってFWのオレに渡すんだ！)
吹雪(違う！FWはボクだ！ボクはここでみんなのボールを受けなきゃいけないんだ！！そのためにみんなはああやってボールを奪おうとして……)
ｱﾂﾔ(違う！あれはお前にじゃない！オレに出そうとしてるんだ！奴らの心をよく見てみろ！)
吹雪「ぇ…………」
角間「またグランへボールが渡った！！」
鬼道「円堂！！」
円堂「こい！」
ｸﾞﾗﾝ「好きだよ、円堂くん…………キミのその目！流星ブレード！！」
吹雪「ﾊｯ……!ｸｯ……!うおぉぉぉぉぉぉ！！」
吹雪がボールへと突っ込んでいく
雷門「「！！？」」
円堂「吹雪！」
真正面で受けたボールは吹雪の顔へ直撃する
吹雪「ｸｯ……!!うわぁぁぁ！！」
吹雪は気を失い倒れた……
吹雪の元へみんなが集まる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月18日 18時
