91話 動かすもの ページ43
私は全力で走った……
みんなの元へ
でも…………
A「何でこんなに入り組んでんだよ！！」
そう、何故かこの潜水艦の中……入り組んでるんです！
おかげで、影山のとこ行くのにも時間かかったし！！
A「！！」
走っていた私の目の前に出口が見えた！
A「っ……！！」
コートに出た私は息を呑んだ
源田「佐久間！佐久間！！」
すでに試合は終了したらしくコートには倒れた染岡くんと佐久間くん…………
鬼道「影山ぁぁぁぁ！！！」
A「監督！！これは！？」
瞳子「A！？話は後よ！」
ﾄﾞｫﾝ!!
突然、潜水艦が爆発を始めた
鬼瓦『全員！脱出しろ！！』
ヘリから鬼瓦刑事がメガホンで叫ぶ
私たちは、救命ボートで脱出した
影山は炎上した潜水艦と共に海へ消えた……
港にはパトカーと救急車……
佐久間くんと源田くんは救急車で病院へと運ばれた
姉さんは響木監督に呼ばれてついて行く
私もその後をこっそりついて行く
響木「キミは間違っている。監督の仕事は選手を守ることだ。それが相手チームの選手だとしても……」
瞳子「選手に起こったことは全て私が責任を負います！」
響木「本当にこれが望んだ結末なのかね？何がキミを動かしている」
A「！！」
瞳子「……私は勝たなければならないのです、どんな事をしても！」
A(姉さん…………)
この光景を見ていた人が私以外にいたとは知らなかった……
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月15日 21時
