51話 人間 ページ3
試合は緊急TV中継されることとなり、続々と車が入ってくる
荒谷「私たちの学校……壊されちゃうの？」
吹雪「大丈夫だよ、白恋中は僕が守る!」
円堂「吹雪！！頑張ろうぜ！」
栗松「エターナルブリザードで奴らをバシバシ吹っ飛ばしてほしいでヤンス！！」
吹雪「うん！宇宙人なんかに負けないよ！」
みんな、エイリア学園を宇宙人って言ってるけど……
ホントは違うんだよ………………
リュウジやみんなは宇宙人なんかじゃない……
みんなと同じ…………
人間なんだよ……
瞳子「吹雪くん、あなたセンターバックに入って」
雷門「「えぇぇぇ！！」」
瞳子「DFに専念するのよ。絶対に前線に上がらないでエターナルブリザードは封印してもらいます」
吹雪「はい」
一之瀬「何故です！？吹雪のスピードを活かした攻撃！それが、奴らの対抗策でしょう！？」
これも作成のうちなのに一ノ瀬くんが反論する
瞳子「意見は聞いてないわ」
姉さんは髪をなびかせ、ベンチへと戻っていった
塔子「なんだよ、あの監督！やっぱりわけわかんないよ！」
雷門「「…………」」
雷門のみんなは姉さんの判断に不満があるらしい……
ﾊﾟﾝ
円堂くんが手を叩いた
円堂「監督の作戦に従おう！」
染岡「円堂……」
夏未「この試合は白恋中を守るためだけじゃない……全人類の命運がかかった一戦よ！」
鬼道「あぁ……監督もそれを承知の上で吹雪をDFに起用したはずだ…………勝つために……」
鬼道くんは姉さんの作戦の意味が分かったらしい……
A(さすがは"天才ゲームメーカー鬼道有人"…………)
円堂「そうさ！後はオレ達が結果を出すだけだ！！」
染岡「ﾍｯ!オレのシュートで勝利を決めてやる！」
吹雪「ボクも……白恋中とみんなを守るために全力で戦うよ！」
円堂「よーし！絶対に奴らに勝って、半田達に勝利の報告を届けるんだ！」
円堂くんが手を前に出し、みんなが手を上に乗せていく
円堂「？A！何やってんだ！お前も乗せろよ！」
A「え？私も？」
円堂「当たり前だろ！お前もオレ達の仲間なんだから！！」
みんなは私を見て微笑んでいた
A「うん！」(ﾆｺｯ
私もみんなの上に手を乗せる
円堂「やるぞ！今度こそ、エイリア学園の侵略を終わらせるんだ！！」
雷門「「おぉぉぉ！！」」
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作者名：桜舞姫 | 作成日時：2016年8月15日 21時
