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「う"っ、ぜんいづう」

「なぐなよぉ.......俺までっ、なぐだろ"ぉ」


「もう綺麗事ゆうのやだよぉ...思い出して欲しい」


「Ah〜、are you ok?」






「「おーげぃ」」







気がつけば、私たちはホテルのロビーで泣きながら抱き合っていた為、人々の注目をとても集めていた







「ありがとうね、善逸.......私、頑張るよ」





何を頑張るのかはよく分からないけど、とにかく頑張る

やってやる。





「あぁ。分かってるだろうけど、あと3日しかここに居れないんだからな」






「うん.....」






別に、ここが日本ならこんなに焦らなかった


けれど、ここはアメリカ。



ここで別れたら、次はどこで会えるか分からない


保証なんてどこにもない。





もう、ずっと先まで私を思い出さなくて、ずっと会えないかもしれない







そんなのは、嫌だ







絶対いや!










ガチャッ






「今日も来ちゃったっ」







だから、あからさまに嫌な顔されても気にしない!







「.......っ、無一郎」







橋本さんに怯えられても気にしない!







「橋本さん、昨日はごめんなさい。
これ、お詫びのお菓子」






人としてちゃんと謝るけど。






「よく来れたね。君を見るとこの子怯えるんだ」






「無一郎に会いたかったの」






予想外の答えがかえってきたので、無一郎の目はすこぉしだけ見開かれた






「私ね、決めたの。もう逃げないって」






「.......Aちゃん?ゆったよね?無理に記憶を思い出させようとすると脳に支障がって」






「大丈夫。もしそうなったら責任とるから」







「君に責任取られるくらいなら死んだ方がマシ」







「安心して私将来有名看護師だから」






.......多分。






「とにかくね!」






ダァンっと格好よくテーブルに手をつける








「私の事、思い出させるから!」








「ちょっと!あなたね「善逸!」






「はいっっ」






橋本が必死に抵抗してくるのはお見通し。

ならばこっちにも策がある







「ちょっとこっち来てもらおうか君!」




「は?ちょっと離しなさいよ!」







超無理やり橋本さんを病室から引きずり出してもらった

ありがとう善逸っ






「僕もう呆れて言葉も出ないんだけど。何なの君。ゴリラ?」








「私はね」







これは、私たちの







「無一郎のことを、ずっとずっと好きだった人!」







最初で最後の戦い

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えお子 - とっても素敵なお話ですね!!続きのお話もみてみたいです、、 (9月24日 1時) (レス) @page44 id: ab323fe17a (このIDを非表示/違反報告)
^_^ - 最高でした!!!!!続きの小説に飛べないのですが、もう続きはでないのでしょうか、? (8月7日 16時) (レス) @page44 id: e2cd766be4 (このIDを非表示/違反報告)
- もう続きは出ないのでしょうか🥲最高でした!!ホントもっと早く見つけたかった、、、めっっっっちゃかんどうしたしちょいちょい笑えるところもあって面白かったです!続き待ってます💪🏻 (6月30日 22時) (レス) @page44 id: e2cd766be4 (このIDを非表示/違反報告)
- まじ号泣です泣 (2021年8月14日 17時) (レス) id: b7f3dee41e (このIDを非表示/違反報告)
夜々*(プロフ) - いいシーンなのに、目からポカリで笑っちゃいました(笑) (2020年10月7日 14時) (レス) id: b94f92643a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつ | 作成日時:2020年5月16日 14時

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