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弐拾伍話 ページ26

「何が言いたいの!?私を捕まえたいのならそうすればいい!」


激昂したロビンが青キジに手を咲かせクラッチを決めようとした。しかし敵は自然系、そう易々と倒せる相手では無い。


「酷い事するじゃないの…」


折られたはずが全身は氷に変わっていて、冷気を漂わせながら青キジは立ち上がる。
青キジは適当な草を引っこ抜くと、それに冷気を吹き掛け刃を生み出した。


「"アイスサーベル"」


その氷の刃をロビンに振り下ろしたがそれをゾロが受け止める。
そしてゾロの背後からサンジが飛び出しサーベルを遠くへ蹴り飛ばした。
いつにないコンビネーションである。


「"ゴムゴムのォ散弾(ブレッド)ォ"!!!」


ガラ空きになった腹部へルフィが拳を叩き込んだ。
すると青キジの身体を伝ってみるみるルフィの右腕が凍っていく。
さらに青キジはゾロの腕、サンジの足を掴み同様に凍らせてしまった。

「あの三人がいっぺんに…!」

「た、大変だ!すぐ手当しないと凍傷になったら!手足が腐っちゃうぞ!」


青キジは慌てふためく一味の姿を見てどこか満足気に口角を上げると、ロビンに向き直った。


「いい仲間に出会ったな……しかし、お前はお前だ。ニコ・ロビン」


「違う、私はもう!!」



言うが早いか、全身を氷に変化させた青雉はロビンに手を伸ばす。


「ロビン逃げろォ!!」



その手が触れる寸前、Aがロビンを庇うように引き寄せ、その攻撃を防いだ。



『嗚呼厭だ、嫌がる女性の臀をいつまでも追いかけ回すのが海軍のお仕事なのかい?』



「Aちゃん……!!」


青キジは一度距離を取ってから、再び深深と溜息をついた。


「そんなわけ無いでしょ。お役所勤めにも色々葛藤くらいあるワケ」


『その割に随分愉しそうじゃあないか、私と代わってくれ給えよ』



勘弁してくれよ…と青キジは頬をかくと、Aの頭のツノを指さした。




「マァー…この一味はイロモノばかり集めてるんだな。
お前も新しいお仲間?」


真逆(まさか)。唯の居候さ』



「アラそう。まァ居候って言うなら邪魔しねーでくれるか」



再度ロビンに手を伸ばした青キジにAは逆手に構えた刀を振るった。刃が青キジの頬を掠め、赤い血が垂れる。

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まどろみマフィア(プロフ) - ぽ、ぽぽぽぽぽポートマフィア?!なんですと?!ギュフフィンフィン(ポトマが出てきて歓喜中の中也推し) (1月25日 0時) (レス) @page37 id: 2cd01fe314 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2022年11月7日 10時

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