54話 また ページ10
『(いかんいかんっ。こんなことより今は試合観戦に集中しないと。)』
自分にそう喝を入れ、試合を観る。
必死にくらいつく誠凛。しかし、点差は開く一方だった。
そうして、誠凛は桐皇に負けた。
黄「桐皇はこのまま勝ってインハイに出るっすね。」
『…そうだね。勉強しとく。』
今の試合の様子を見ているとインターハイ出場は確実だと思った。
黄「頼りにしてるっスよ、マネージャー?」
『どんとこいですよ、エース君。』
*
それから数日間、試合を見に行ったが、やはり桐皇はインターハイ出場を決めた。
黄「んじゃ、お疲れでした〜。」
『お疲れ様でした。』
笠「おう。じゃあな。」
その日の帰り道、いつものように涼太君と歩く。
黄「ねぇ、Aっち、」
『ん?なに?』
黄「、、、やっぱなんでもないッス。」
『なにそれ!気になるじゃん!』
黄「なんでもないッス!!今度またちゃんと言うっスよ。」
『変な涼太君〜』
2人でグダグダ話していると家に着いた。
『んじゃ、また明日。』
黄「うん。」
挨拶もしたし家に入ろうとしたら、あ、と涼太君が言った
フワッ
『えっ』
と同時に頭を撫でられた。
この前みたいに。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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弥生(プロフ) - や ちさん» はじめまして!読んでいただき、ありがとうございます!感想も頂けて嬉しい限りです!ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!! (2017年7月28日 11時) (レス) id: d3dedf91a0 (このIDを非表示/違反報告)
や ち(プロフ) - はじめまして!今日この作品を見つけてから、一気に読み進めてしまいました*"黄瀬の恋している男の子"感がとっても可愛くてすごく恋の進展気になります!!今後も執筆活動頑張ってください!* (2017年7月28日 11時) (レス) id: 1e979edaaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作成日時:2017年6月15日 6時