78話 渋谷 ページ42
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交差点を絶え間なく大量の人間が移動していく。
仕事意外で渋谷に来るのは初めてだ。
目の前には自分のポスターがデカデカと貼られたビル。
広場の椅子に座り、帽子を深く被り、スマホを片手に待ち人をさがす。
『9時50分…。』
少し早く着すぎてしまっただろうか。
ゲームでもして暇を潰そうとスマホのロックを解いた時、
「あ、いたいた!待たせちゃってごめんなさいね!」
シックなワンピースを着こなしている綺麗な女性、彼女こそ私の待ち人だ。
『薫さん!待ってませんよ。私こそ、早く来すぎちゃったみたいで。』
「ふふ、いいのよ。さ、とりあえずカフェでも行きましょうか。」
『はい。』
なぜ私が渋谷に来て、薫さんとカフェに行くことになったのか。
それは、1週間前のあの夜の公園の出来事が原因だ。
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弥生(プロフ) - や ちさん» はじめまして!読んでいただき、ありがとうございます!感想も頂けて嬉しい限りです!ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします!! (2017年7月28日 11時) (レス) id: d3dedf91a0 (このIDを非表示/違反報告)
や ち(プロフ) - はじめまして!今日この作品を見つけてから、一気に読み進めてしまいました*"黄瀬の恋している男の子"感がとっても可愛くてすごく恋の進展気になります!!今後も執筆活動頑張ってください!* (2017年7月28日 11時) (レス) id: 1e979edaaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作成日時:2017年6月15日 6時