ぐるっぺんそんなにおこらないで。 ページ6
gr「お、お嬢様、！お言葉ですがッ…！」
何か言いたげなグルッペンの口を
人差し指で抑えてあげると、途端に顔を真っ赤にした。
『グルッペン。よく聞いて。
貴方の愛しいお嬢様はわんちゃんが好きなの。
何でもちゃんと言うことを聞いて
いい子でいられる可愛いわんちゃんが好きなの。
でもね、
待て、の1つもできないバカ犬は
見ているだけで虫唾が走るのよねぇ…？』
わかったかしら、と聞くと、グルッペンは青ざめていた。
gr「お嬢様…！申し訳ございません…！
どうか、グルッペンのことを嫌わないで下さいッ…！」
え、グルッペンこんな顔もできんの？可愛すぎか？！
こりゃあ嫌うに嫌えねぇだろうよ…！！！
『ごめんなさいね、グルッペン。
少し、言い過ぎてしまったわ。許してちょうだい。
安心して。グルッペンのこと、嫌いになったりしないわ。』
頭を撫でてあげると、ぽろぽろと涙を流し出すグルッペン。
gr「良かったです…嫌われていたら…
お嬢様をどうしていたか…分かりません…。」
ぼそぼそ言ったつもりか？聞こえてんぞ？怖すぎな？
お嬢様をどうしていたかってどうしていたの？？
世で言う監 禁ってやつでもする気だったのかな？うん？
グルッペンの頭から手を離すとまだやって、と強請られたが
お触り禁止を延長したいなら良いけど？と言ったらすぐに引っ込んだ。
さて、今から大嫌いなお勉強をするゾ！ってなったときに
お父様が思い切りドアを開けた。
父「あぁ、！愛しのA！今日も麗しい！
世界のアルビノの中でも1番に輝いているぞ！」
あ、はい。そーですか。
そのあと、お父様は僕にハグをしてくる。
父「あぁ！何と触り心地の良い肌なんだ！素晴らしい！」
『お父様ッ…！ふふっ…。グルッペンが困っております。』
ということにしておいて早く離れろください。
gr「ﾁｯ!旦那様。大変申し上げにくいのですが
今、お嬢様は学力向上のため勉学に勤しんでおりますゆえ、
お嬢様の気が散るような行動はしないで頂きたい。」
うん、なんかさ、ﾁｯ!て聞こえたよね。
でも言ってること自体は間違ってないからいっか。
父「グルッペン！お前は誰のおかげで
毎日飯が食えていると思っているのかね？！大体君は…」
『お父様。今は学びを深めたいの。
申し訳ないけど出て行ってくれるかしら？』
そう言うとお父様は小さくなって出て行った。
グルッペンはと言うと
未だにお父様が私にハグしたことを恨んでるみたいだった。
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まとまり - 29ページで○655が出てきたのは僕だけじゃ無いと信じてる。更新頑張ってください！ (2020年4月21日 20時) (
レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
アルパカの精霊 - emさん:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):オコラセチャアカン... (2019年12月26日 11時) (レス) id: 1120b2fa77 (このIDを非表示/違反報告)
AliceLily(プロフ) - ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛神なんじゃぁ！！！！古津えう。様は神なのですか！？まじなんなんですかふざけんなぁ！！神すぎるわぁ！？なんか全然キャラ掴めてないだの言う割には上手いしぃ......でも、古津えう。様のやつめっちゃ好きっす！この作品をもっと早く知りたかった (2019年12月26日 8時) (レス) id: 875e187db6 (このIDを非表示/違反報告)
古津えう。(プロフ) - あめさんさん» 丁寧に教えて下さってありがとうございます！とても分かりやすかったです！ (2019年12月25日 22時) (レス) id: fba3f93f01 (このIDを非表示/違反報告)
あめさん - 誤字が…。すみません。「Urania. most. org」じゃなくて「Urania. most. org」ですね！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 5c1ae622ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古津えう。 | 作成日時：2019年11月29日 19時
