あくやくれいじょうらしいです。 ページ3
『ん…ぅ…』
目を開けると、そこは今まで見たこともない所だった。
辺りを見回して、やっと
お嬢様用みたいなベッドの上に
自分が寝ていたことを理解した。
周りには、フリフリなドレスが沢山ある。
ベッドから降りて、とてとて歩いて回ってみると
大きな鏡に、絶世の美少女が映っていた。
『はぇえぇ…！アルビノ…！可愛え…！』
白いワンピースに
乙姫様が羽織っているような
透き通る薄ピンクの羽織。
『お嬢ちゃん、どっから来たん？』
鏡に映る美少女は、僕と同じように口を動かした。
ン、？ナァアンカオカシイゾ？
試しに顔をぺたぺた触ってみる。
鏡に映る美少女も、僕と全く同じ動き方をした。
頭の中を、どぶろっくが走っていく。
『も、。もしかしてだけど〜♪』
高くて可愛い声が、部屋に響く。
『もしかしてだけど〜♪』
冷や汗でべっとりと湿る体を擦りながら歌う。
『これってオイラは転生したんじゃないの？！』
…。
『そういうことだろう……。』
美少女の体でとんでもない事をやってしまった。
ましてやどぶろっくを歌うだなんて…(泣)
『も、う…。僕…。トラックでパーンやろ…？？
トラックでパーンして気付いたら美少女ってなんなん？
てか転生って普通、悪役令嬢とかになるもんやんか？？
ただの金持ち美少女じゃ僕つまらへん…。』
ばふん！とベッドに飛び込むと、ふかふかして気持ちがいい。
すると、頭の上に何かが降ってきた。
それは、何か文字が書いてある紙で、そこにはこう書いてあった。
《 Aちゃんは乙女ゲームの悪役令嬢だよん♪ 》
それを何度も読み返す。
いやさ、悪役令嬢なりたいとは言ったよ？
確かに僕は言ったさ。
だけどさ
『ふざっけんじゃねええええええええええええええぇ！！！！！！！』
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まとまり - 29ページで○655が出てきたのは僕だけじゃ無いと信じてる。更新頑張ってください！ (2020年4月21日 20時) (
レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
アルパカの精霊 - emさん:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):オコラセチャアカン... (2019年12月26日 11時) (レス) id: 1120b2fa77 (このIDを非表示/違反報告)
AliceLily(プロフ) - ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛神なんじゃぁ！！！！古津えう。様は神なのですか！？まじなんなんですかふざけんなぁ！！神すぎるわぁ！？なんか全然キャラ掴めてないだの言う割には上手いしぃ......でも、古津えう。様のやつめっちゃ好きっす！この作品をもっと早く知りたかった (2019年12月26日 8時) (レス) id: 875e187db6 (このIDを非表示/違反報告)
古津えう。(プロフ) - あめさんさん» 丁寧に教えて下さってありがとうございます！とても分かりやすかったです！ (2019年12月25日 22時) (レス) id: fba3f93f01 (このIDを非表示/違反報告)
あめさん - 誤字が…。すみません。「Urania. most. org」じゃなくて「Urania. most. org」ですね！ (2019年12月25日 14時) (レス) id: 5c1ae622ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：古津えう。 | 作成日時：2019年11月29日 19時
