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廿参頁 ページ23

奇妙な静寂。


周りは電子音が鳴って騒がしいのに、そこだけが切り取られたように静かだった。


「………っ…」


確かな殺気を浴びせられ、大量の冷や汗がたれる少年。

そして、怯えたように中也に視線を送る。

中也が仲間を助けるために動こうとした、その時。


「中也にたよるのか、また。……気持ちわるい」


修治は小さくそう呟き、ナイフを仕舞った。


「……はっ…中也、なんなんだよこいつ」


「治のおにいさんだ。…ひつじくん。おどろかせて、ごめんなさい。ポートマフィアだと思ったんだ」


震えて後退り、怯える少年に申し訳なさそうにそう云って頭を下げる。

そうしてから、治に近づき横にあった椅子におとなしく座る。


自身を睨んでいる中也をちらと見て、抱き抱えたままだったぬいぐるみに頭を埋めて静かになる。


その様子を見て中也は小さく舌打ちをして、仲間に話を聞く。


「………治、ごめんなさい」


か細く震えた声。

親に怒られる事に怯える子供のような

そんな声を拾えたのは、太宰だけだった。


「……別に怒ってないよ、兄さん。兄さんが阿呆…子供っぽいなのはいつものことだしね」


「そうか…ありがとう」


酷く安心したようにそう云い、修治は先に行ってると太宰に伝えると電子遊戯場を後にした。


__

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ロト - よみさん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただけてとても光栄です。続きが気になる作品だったなんて本当に嬉しい誉め言葉です。ありがとうございます! (1月7日 13時) (レス) id: 84710b8cd8 (このIDを非表示/違反報告)
よみ - 受験頑張って下さいね。とても、面白くて、続きが気になる作品だと思っているので、早く二月になれ!っと祈りながら、更新お待ちしております。 (1月6日 17時) (レス) id: 587f0ad974 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロト | 作成日時:2019年8月1日 18時

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