欲しいモノ。 ページ32
太宰side
「……あの方の異能は、自然を操る異能ですよね?
この界隈では、その異能はそれ程基調とは思えないんですが……」
部下の言いたいことも、心底よく分かる。
だけど、私が言いたいのはその事じゃぁない。
太宰「これは私の憶測だけど、
Aの異能力は____」
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Aside
A「__ん、____」
目を覚ますと、ひんやりとしたガラス素材の床の冷たさに、眉を顰めた。
嗚呼、こんな事、前にもあったよなぁ___
太宰さんが浮気してるって疑って、
中也さんと懲らしめてやろうって言ってたんだっけ。
私の事大切にしてくれる人が、浮気なんてするはず無かったのに。
「あ、起きた?」
刹那、声が発せられて、反射的に起き上がって臨戦態勢になる。
が、手錠で手足を拘束されていて、上手く起き上がれない。
A「っい、!」
その衝撃で、先程殴られたであろう頭が激しく痛み始めた。
「あーあー、まだ動かないでよ〜
もうすぐボスが戻ってくるから、それまでと大人しくしててね!」
そう言って笑う男の子は、まだ少しあどけなくて。
A「……誰よあんた
rageの一味?」
「ふふ、うん!そうだよ!
僕は二葉亭四迷!よろしくね!
君は''God Life''でしょ?」
A「は?何よ''God Life''って」
そんな異名聞いたことない。
確かに私はこの界隈でもそこそこ名の知れている者だけど、そんな異名で呼ばれた事なんてない。
GodLifeってなに?
神の命?
二葉亭「あ!ボス!やっときた!」
二葉亭四迷と名乗る少年の目先を追うと、そこには真っ黒なコートと真っ黒な帽子を身にまとったボスと呼ばれる人が居た。
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文豪、二葉亭四迷様のお名前をお借りしました!
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!?(プロフ) - うえ、中也さん落ちないんですかまじかよ (2023年1月21日 0時) (レス) @page35 id: f95a2e532b (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - ぇ…終わっちゃったんですか・・・?中也さん落ちみたかった・・・。 (2022年6月24日 17時) (レス) @page35 id: 9ad11557a3 (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - この作品好きです~!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年8月17日 12時) (レス) id: 0b13d6cbae (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - 桜咲月菜さん» ひぇー!ありがとうございます! (2019年7月17日 19時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2019年1月22日 20時