マフィアの及川徹と結婚させられるから誰か止めてくれ。【HQ】

14days ページ15

Aside





ご飯を食べ終わり、御手洗に行く。






この2日間、色んな事が合ったのに、こんな風に平常運転できる自分はほんとすごいと思う。






及川さんが私を上手くリードしてくれているのもあるだろう。




彼と話していて話題が尽きることは基本無い。




御手洗を済ませると、及川さんは丁度会計をしてくれていた。




A「ありがとうございます。ご馳走様でした。」






及川「いいえ、また来ようね」





あ、ブラックカード出した。すご、こわ。





A「及川さんはマフィアって言うよりも、上級貴族って感じですね」






及川「どこの時代だよ」




A「なんか、マフィアには見えないんですよね〜

まぁ、今日家に帰ってきた時のあの血はびっくりしたけど。」






及川「俺の仕事姿みたら、俺への見る目変わるかもよ？」






A「見せてくれるんですか？」






及川「いや、危険だからダメ。



Aもあんまり俺と婚約してるって言わない方がいいよ。





マフィアのボスの女ってだけで、普通に殺される事だって、狙われる事だって有り得るんだから。」







A「えーこわ、絶対言いません」






狙われるとか恐ろしすぎる。







貼るから私も女子大生なんだ。マフィアの婚約者だなんて、絶対周りに知られたら浮くに決まってる。







絶対口が裂けても言わない。




そう決心しながら車に乗る。





及川「どこか寄りたい所とかある？




あ、ホテル行く？」







A「結構です。」






及川「つれないねぇ〜」






A「うるさい変態」






及川「…あ、じゃあ、イルミネーション見に行く？」







A「…今2月ですけど、この時期にやってるイルミネーションなんてあるんですか？」







及川「あるよ、俺の取っておきの所。



結構穴場なんだよね〜








折角の夜だしさ、ちょっとデートらしい事してみようよ」

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