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｢でもさ、私の周りってなんでこんなに美形揃いなんだろ。
私はこーんなに平凡な顔してるのに。｣
私よりも小さく、整った顔を睨みつけながら
廉が頼んだ唐揚げを一口で頬張る。
紫耀も、同じ大学の岸先輩も廉も
皆それぞれ違った雰囲気を纏うイケメンで
そんな彼らと何かしら縁があって関わりを持つようになった私は、前世で一体どんな徳を積んだんだろ。
｢Aちゃんと一緒におったら、落ち着くからじゃない？
変にキャーキャー騒いだりもしやんし
自然体でおれるっていうか、そんな感じ。｣
｢･･････へぇ。｣
｢聞いといてその反応とかやばいで？｣
と、今度は私よりも涙袋がある可愛い瞳に軽く睨まれる。
｢廉はいないの？気になってる女の子とか。｣
私の恋愛話なんて、もう聞き飽きてるだろうし
そういえば廉の恋愛絡みの話はあまり聞いたこと無かったなって。
そんな軽い気持ちで聞いてみただけなのに
｢俺はずっと、Aちゃん一筋やで。｣
と、顔色を変えずに そんな言葉を口にするから
普通にスルーしそうになったけど･･････
｢･･･あの、ちょっ･･･え？
ちょっと、その･･････。｣
｢動揺しすぎ。｣
さっき飲み込んだばかりの唐揚げが
喉から上がってきそうになるくらいには驚いてる。
ていうか、何でそんな無表情で私を見つめるわけ？
｢あのさ、俺が好きでもない子の呼び出しに応じると思ってるん？｣
｢･･････え、どうなんだろ。｣
｢ほんまそういうとこ、めっちゃ鈍感よな。｣
いつまでも、目が点状態の私を前に
深く溜息をつく廉。
いやいや、ちょっと待って
このまま普通に話が進んじゃう感じ？
驚く私の反応を見て、散々楽しんだ後
冗談に決まってるやん。と、言われるオチじゃないの？
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ひより(プロフ) - aさん» ありがとうございます(*^^*)話数が余りましたら、おまけとしてアップしますね♡ (2023年3月23日 21時) (
レス) @page8 id: 2f81b88338 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - エンジェルキッス、素敵なお話すぎました（ ; ; ）また機会があれば続編も見てみたいです（ ; ; ） (2023年3月23日 13時) (レス) id: a51afee712 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - ゆの（KP）さん» ありがとうございます(*^^*)ぜひ次回の更新時も読んで頂けると嬉しいです♡ (2023年3月23日 12時) (レス) id: 2f81b88338 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの（KP）(プロフ) - すんごく素敵でした、すんごくおもしろかったです、また読みに来させていただきます。 (2023年3月22日 16時) (レス) @page21 id: ebd16971c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひより
| 作成日時：2023年3月22日 0時
