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59話 ページ9

zm-side

「じゃあ俺のことは好き?」そう聞こうとした時、ショッピ君に声を掛けられる。

内心舌打ちをしながらもショッピ君の声に応える。
外に出ようとした時にすれ違うショッピ君の肩を掴む。

「Aに手ぇ出さんといてな?ショッピ君?」

牽制するように笑いかけ、ショッピ君の怯えた声の返事を確認して外に出る。
少しだけ歩き演習場から離れたところで無線の電源を入れる。

「今の今まで何してたんですかねぇ?」

電源を入れた瞬間に聞こえた明らかに不機嫌な様子のオスマンの声。

「グルッペンからの報告では、敵国司令官に蹴りを食らわせた後、用事があるとか言って後処理もせずどこかに行ったとのことでしたが?」

俺の返事も待たずにまくし立てるように喋り続けるオスマン。
あ、やばい。思った以上に怒ってる。
そう理解した俺は、これ以上刺激しないように下手に出ながら話す。
一通りオスマンの説教を聞くと

「ハァ…まぁええわ。それで、その用事は終わったん?」

「おう。」

まだ俺の首にかかっているAのネックレスを握り締めながら答える。
このネックレスのこと、Aが魔女だったというので全てが理解できた。
俺があいつのことをどれくらい大切なのかも。

「ならええわ。じゃあいつ戻ってくるん?」

「明日には戻る。」

了解。そう短くオスマンが返事をするとブツっと無線が切れる。
なんやかんやで俺のことを1番分かっているのはオスマンなような気がする。
今度機嫌取らな。そう心に決めて俺は演習場に戻った。

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成瀬 - わあああああああああ!更新嬉しいです!でも更新ゆっくりで大丈夫ですよ!更新されるだけで嬉しいので( ´ω`)これからも頑張ってください!楽しみにしてます!! (2019年8月18日 22時) (レス) id: 1c8c0eeede (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - 更新をとても楽しみにしていました! 私の大好きな推しが幼なじみの設定で、見つけた途端に発狂してしまいました… これからも楽しみにしています! 頑張ってください! (2019年8月18日 2時) (レス) id: ed8d61f0bf (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - ^黒ω猫^様、そらまめ様》感想ありがとうございます。完全な不定期更新で申し訳ございません。今後も読んで頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。 (2019年8月17日 21時) (レス) id: ffa34a5a29 (このIDを非表示/違反報告)
そらまめ - すっごく面白く一気に読んでしまいました! 更新頑張ってください! (2019年7月22日 14時) (レス) id: 04a77244fd (このIDを非表示/違反報告)
^黒ω猫^ - 面白いですね。魔女系好きになりました! (2019年6月27日 16時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンク | 作成日時:2019年1月13日 11時

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