【すとぷり】勘違いですってば！

ヤケクソ ページ18

Aside



先「.....あのプリントの整理をしてくれないかしら？」


違う教室に移動して、先生が指をさした先には、大量のプリントが。

思わず目を見開いてしまった。莉犬くんも隣で唖然としている。


『え...あ、あれを整理するんですか？？めっちゃ量多いんですけど』


先「そうよ。HRの時間を使って整理してほしいの。できたら、職員室まで持ってきてね。」


これを整理して、職員室まで運ぶの！？

絶対終わらないでしょ！！


先「それじゃ、よろしくねー」


『あっ、ちょ、先生...っ！』


...行ってしまった。

え？マジでこれやるの？


莉「...なんか、大変なこと頼まれたね」


『大変どころじゃないよ、これ...』


莉「でも、やらないとダメだし...やるか！」


『よっしゃー！やってやるぜーー！！』


え？さっきまでと全然テンションが違うって？

もうヤケクソなんだよ☆←


そうして、私達は猛スピードで作業を始めた。

-------❁ ❁ ❁-------

『終わった...っ！！』


莉「つ、疲れた...」


作業を始めて30分後。やっと終わりました...

割と単純な作業だったから、思ったよりも早く終わった。

あの量だったから、腕は凄く疲れたけど。


莉「よし、じゃあ運ぼっか！」


『あ、そうだった。』


...って、1時限目まであともうちょいじゃん！急がないと！！


私達はできるだけ早足でプリントを運んだ。









...それが、いけなかったのかもしれない。


『...わあっ...！？』


次の瞬間、私は足を滑らせて床に転んでしまった。

前を見るとプリントもバラバラになってしまっている。


...1時限目の遅刻が確定しましたとさ。オワタ☆

✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ

学年的にも役割的にも、どうしても莉犬くんの出番だけがめちゃくちゃ多くなる...

全員平等に出したいです(´;ω;)

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