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弟。 ページ2
レオナside
俺の弟は、特別だった。
最初から。
ああ、何もかもだ。
色も魔法力も、勉強も、全て。
自分に向けられた力、自分が感じたことを相手に返す能力。
つまりは、ユニーク魔法を発動しながらAが喜べば相手にも良いことが起こり、Aが苦しめば相手も同じ様な苦しみを受けるのだ。
それを、親父は利用した。
そのオカゲで王家は力を伸ばしたも同然だった。そしてこれからも伸ばす事だろう。
＿だが親父はAじゃなく兄貴を王にした。
俺が兄貴を超えているという事実よりも、Aの方が実力を持つというのに。
色が違うから、俺や兄貴がもし居なかったとしても王位が継がれることは無かっただろう。
平等を願うからそんなユニーク魔法が発現したのか、
自分だけは平等で居たいと願うからか、
世界は残酷だよな＿＿。
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駄作上手 - ありがとうございます。やる気出ました。 (2023年4月8日 20時) (
レス) id: 374e2a6f44 (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - おもしろいです。更新楽しみにしてます。 (2023年4月8日 16時) (レス) @page9 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：駄作上手 | 作成日時：2023年2月19日 2時
