検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:13,201 hit

9歩目 ページ9

マヤが歩いて30分、着いたダンジョンは会話が出来ないほどに混んでいた。

「何々、サタナキアダンジョン?そのまんまだな。」

きっと、作者の語彙力がなさ過ぎたのだろう。なに、メタい?作者が悪い。文句は作者に言ってくれ。


「ああ、そういえば武器を買っていなかったな。別に必要無い気もするが、買って置くにこしたことはない。よし、買おう!」


そう言って着いた武器屋の品は、はっきり言って、どれも粗悪品だった。

「ふむ、この刀はすぐに刃こぼれするな。弓は使いづらいし、どれも値段が高いしゴテゴテして使いにくい。私の方が上手く作れるぞ?」


そう独りごちていると、いつの間にか、横に店主と思われる初老の男が現れ、口を開いた。

「良い目をお持ちです。表にあるのはどれも初心者や貴族用の物です。裏にはベテラン用の本物、中には曰く付きもあります。貴方なら大事に使ってくれるでしょう。」

成る程、見る目のある奴を選んでいるのか。



店主について行った先の品はどれも一級品だと言えるような物ばかりだった。


「これは凄いな。魔剣もあるのか。」

「流石ですね。私が作ったものや、中には古代都市の品もありますよ。」


しばらく探していると、一際異彩を放つナイフを見つけた。


「これは……!」

「矢張り貴方に見せて正解だったようだ。
それは、かつて炉の神ヘパイストスが打ったとされる品です。今まで数十人がこの剣を買おうとしましたが、誰もこの剣には触れませんでした。
貴方なら、その剣を使いこなすことが出来るかもしれませんね。」

ヘパイストスか。あいつには私の愛刀、アリベルを打ってもらったな。
確かに、アリベルと同じような魔力だ。


「よし、これを買おう!」


「20万バエルです。」

む、ずいぶん安いな。

「30万バエル出そう。なかなかこんな良い剣は見つけられないからな、この剣と合わせてくれた礼だ。」

ん?金?勿論持ってるよ。依頼を受けた後、魔族討伐しての功績の50万バエルを受け取ったからな。


こうして店を出た後、私はすぐさまダンジョンに向かう。


ああ、楽しみだ。血が疼いて仕方が無い!
待ってろよ、ミストレパード!

10歩目→←8歩目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:異世界 , 最強 , 転生 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ネオン - めっちゃ面白いやないですか凄い (2021年9月23日 9時) (レス) @page43 id: 3ef83fb3a7 (このIDを非表示/違反報告)
黒百合(プロフ) - 吾里気» コメントありがとうございます。魔族なんてマヤ子の敵ではありません(σ・∀・)σゲッツ!! (2019年12月20日 7時) (レス) id: a567d07bc8 (このIDを非表示/違反報告)
吾絈(プロフ) - どうしてだろう、マヤちゃんに振り回される魔族が可愛く見えてきた……。めっちゃ面白いです!!更新頑張って下さい!応援してます!(^ω^) (2019年12月16日 1時) (レス) id: 1c773c6c8f (このIDを非表示/違反報告)
白山風露(プロフ) - びょうさん» 御指摘有難う御座います。少しでもこの作品を読んで下さる皆様の御期待に応えられるよう頑張りますね。 (2019年11月28日 13時) (レス) id: e503aa1548 (このIDを非表示/違反報告)
びょう(プロフ) - なろうあるあるとか、小説の書き方をお勉強なさったほうが良いと思います。期待してます。 (2019年11月28日 3時) (レス) id: 0b0984a937 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒百合&白山風露 x他1人 | 作成日時:2019年9月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。