もう一つの“S”な彼女⑦ (ページ6)

今日:2 hit、昨日:19 hit、合計:68,397 hit

SixTONESと幼児退行の彼女ページ6

髙地「A、入るよー。大丈夫か～‥って、うわっ！？ちょっとみんな来て！」

京本「何、どしたの慌てて‥‥わっ、A！？」

森本「え、A生きてる！？」

樹「縁起でもない事言うな！」

Aが曲作りでお悩み中と聞いたので、陣中見舞いにとSixTONESメンバーがレコーディングルームを訪れた
ドアを開けると床には楽譜が散乱していて、Aは机に突っ伏して動かないでいるが‥

京本「倒れてるって言うよりは‥」

北斗「寝てる？」

森本「てか、魘されてない？」

ジェ「A、起きてー！風邪引くからー！！」

『‥‥‥んー』

樹「A、寝るなら仮眠室使わせてもらお？」

『‥‥ふぇっ‥、うっ‥じゅりぃ‥‥』

ジェ「A？」

『うぇ‥‥ひっく‥‥、うぅ‥』

机から顔を上げたAの目にはみるみる涙が溜まっていき、あっという間に泣き出してしまった

スト「えっ？」

『ひっく‥‥ぐす‥』

京本「え、Aどうしたの？しんどい？」

『んぅ‥、つらいのぉ‥‥つかれたのぉ』

北斗「これってまさか‥」

髙地「幼児退行してるな、間違いなく」

ジェ「よしよし、お目目擦ると痛いよ。おいで」

『じぇし‥』

A本人は知らないのだが、実は疲れが溜まると稀にパンクして幼児退行してしまう事がある

最近忙しくしている事も多かったAなので、スケジュールを知っているSixTONESはすぐに状況を把握できた

北斗「最初に見付けたのが俺らで良かった‥。下手したら危ない目に遭ってたわ」

髙地「本当それ」

樹「熱はないっぽいから、単に疲れてたんだろうな」

京本「という事は、ぐっすり寝かせるのが一番か」

とは言え一度寝て少しばかり体力が回復したAは泣き止んだ後はテンションだけは高いようなので、

森本「A、ジェシー見てみて」

ジェ「Mr.ズドン！からの～ドナルドダック！」

『きゃはは！じぇしーおもしろーい！』

森本「ズドンズドン♪」

『ずどん！』

ジェ「A上手だね」

『えへへ、じぇしーだっこぉ』

ジェ「はーい」

森本「俺とジェシーでAが眠くなるまで付き合うから、帰れる用意とこの後どうするかだけ決めといて」

髙地「OK」

ジェ「慎太郎、Aパース！」

森本「よーし、来い！」

『きゃー、しんたろだぁ！』

北斗「あれだけ遊んでもらえば、そう時間経たない内にまた眠くなってくれそうだな」