もう一つの“S”な彼女⑥ (ページ17)

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お芝居についてページ17

ラウ「ねぇねぇ、Aちゃんって演技のお仕事はしないの？」

Aも参加してのSnow ManのYouTube撮影の休憩中
昔の動画を見ていたラウールから、ふと疑問の声が上がった

目黒「前に何度か映画とか出てたのに、最近はないよね」

向井「そういえばそうやね、出てたのも本当に入所して最初の頃やし」

『う～ん、私はねぇ‥‥‥。ね？』

スノ6「うん」

向井・目黒・ラウールを除く6人をAが見ると、彼らはどうにも微妙な顔で苦笑している

ラウ「僕、変な事聞いちゃった？」

阿部「そういう訳じゃないよ」

『昔は確かに何度かお仕事させてもらったんだけどね‥』

目黒「めっちゃ下手ではなかったよね？恋愛系の見たけど普通に良かったし」

『はは、ありがと。お芝居ね、好きは好きなんだけど‥‥』

深澤「Aの芝居は憑依型なんだよ」

向井「憑依型？」

宮舘「お芝居する時に役を自分と重ねちゃうやり方。それ自体は珍しくないし、実際そうなる俳優さんもたくさんいるんだけど」

渡辺「Aは一回その役にハマると、長期間役が抜けなくなっちゃうんだよ」

『そのお仕事が終わった後、作る曲も歌い方も全部系統が似た物しか出来なくなっちゃって‥』

ラウ「え、それ大変！」

『うん。〆切が近いのもあったのに役と全然違う曲を作らなきゃいけなかったから、自分も周りも焦る焦る』

佐久間「あれは大変だったね～。滝沢君が俺らとかSixTONESに“Aを何とか戻して！”ってヘルプかけてきて」

目黒「それ結局どうやって戻したの？」

『最終的には自分探しの旅‥的な？』

岩本「とにかく色んな所に連れ出した。カラオケ・スイーツビュッフェ・アスレチック・温泉・寺社仏閣巡り‥‥」

『仕事の度にそれじゃ大変だから、演技のお仕事は辞退させてもらう事にしたってわけ』

ラウ「へ～、そうだったんだ」

『まぁ、前日からガッツリ台本読み込んで‥とかじゃないYouTubeとかのシチュエーションストーリーくらいなら全然いけるんだけどね』

向井「そうやね、たまに参加してるもんな」

ラウ「でも、もうAちゃんのお芝居は見れないのか。ちょっと残念」