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【お嫁さんになって】みちる×夢主 + はるか×夢主 ページ1

時間軸:エピローグ後

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冬休み返上のドッキリから一夜明けホテルの一室で運ばれて来た朝食を食べ終えた頃、食後のコーヒーを飲みながら早くもお昼は何食べようかと気が早い燐火に呆れつつ声をかける

「どれくらいこっちにいるんだ」
『2人がこのホテルにいるなら冬休みの期間中はこっちにいれるかなぁ』
「それじゃ後10日は一緒にいられるな」

そういう僕に『冬休み全部なくなったです』という聖火に「嫌なの?」と聞けばそうじゃないらしいけどちょっと不満そうだ

『ちびうさちゃんや水野ちゃんと遊びたかったんだよね』
『違うです!お姉ちゃんと違って私は宿題出されたからそれ教えてもらおうと思っただけです!』
「宿題?」
「もう次の学校が決まったの?」

そう言って昨日買ったお菓子をテーブルに乗せるみちるを見て思い出しかのように燐火が『あ!』と声をあげた

『そうだ聞きたいことがあったの』
「私に?」
『うん、いつお嫁に来てくれるの?』

隣で盛大にむせた聖火の背中をさすりながらまた前振りもなくとんでもない事を言いだしたなと思いながらみちるに視線を向けてみるとティーカップを持ったまま驚きを隠さず固まっていた

『みちる早生まれだから16才になるの来年でしょ?それとも僕が高校卒業してから?あ、名字変わらない方がいい?』

などとさらに続けるものだからさすがにその辺にしとけと間に入ろうとしたら微動だにしなかったみちるが静かにカップを置くと立ち上がり振り返る事もなくベッドルームに入って行った

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「(何が、起きたのかしら?)」

ベッドに腰掛け上手く回らない頭をなんとか動かしさっきの事を思い出す、4人で朝ごはんを食べてコーヒーを飲んで聖火ちゃんが宿題があるって言っていて、それから…なにが…

ー『いつお嫁に来てくれるの?』

思い出して思わず俯き両手で顔を覆った「違う、アレは違う」と小さく自分に言い聞かせるように呟いた。

「(きっと燐火の事だから意味もわからず口にしただけ、わかっていてもきっと私が思うような深い意味はないわ、期待しちゃダメよ)」

それなのに顔の熱は全くひいてくれない

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設定タグ:セーラームーン夢小説 , 天王はるか , 海王みちる   
作品ジャンル:アニメ
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Vacancy(プロフ) - みずなさん» コメントありがとうございます!何度も読んでいただけて嬉しいです!時間を見つけて少しづつ書かせてもらっていますのでこれからも好きな作品であり続けられるように頑張りたいと思います!! (2024年4月6日 20時) (レス) id: c3fe332d4f (このIDを非表示/違反報告)
みずな - もう何回も読み返してしまうほど大好きです! (2024年4月6日 2時) (レス) @page23 id: 93a30bce7c (このIDを非表示/違反報告)
Vacancy(プロフ) - ぱるむさん» コメントありがとうございます!嬉しいです!制作の時間が取りづらいですがこれからも少しずつ短編更新していけたらと思います。 (2021年11月29日 21時) (レス) id: b0fe66aeed (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - とても素敵な作品でした! (2021年11月29日 1時) (レス) @page9 id: ad50c4a697 (このIDを非表示/違反報告)
Vacancy(プロフ) - みかささん» ありがとうございます!お嫁さんは連載時から書きたかったのでそう言っていただけて嬉しいです!これからも少しずつ4人の幸せを更新出来るように頑張ります! (2021年8月3日 23時) (レス) id: e3f2568b7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Vacancy | 作成日時:2021年7月25日 22時

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