だらしない妻と神経質な夫 6

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帰宅した最愛のお嫁さんが超絶可愛い。そんな幸せな経験をしたことはありますか？僕はあります。毎日可愛いです。ただし今日は格段に可愛いです。有り得ないほどの可愛いで溢れかえってます。苦しいです。現場からは以上です。


『あーのカンタくん...？』

カ｢わっ！いつ見ても可愛い...｣

『その反応もう今日だけで30回は見た。もう夜。前髪ぱつこの私とはもう8時間の付き合いですよね？』

カ｢あー可愛いなぁ...俺のお嫁さん世界一可愛いです。｣

『やば、やばい人いる富永さん助けて下さい。』

ト｢まぁお前可愛いよ？黙ってれば。｣

『あ、私やっぱり可愛いんですね？』

キ｢自分で言うな笑｣

ふ｢前髪ぱっつんすごく似合ってる！ずっとそれがいい！｣

『あ、ほんとに？二十数年私ミスって生きてたんだ？』


ですよね！！そうなんです！！俺の最愛の人って超ぱっつん似合うんです！！！


『カンタくん見すぎ』

カ｢いいの。だって俺のお嫁さんだから。｣

『ごめんね？切られた前髪持って帰ってくりゃよかったね？』

カ｢あ、そうじゃん？次は忘れないで？｣

『今のって盛大な嫌味なんだよね？通じなかったけど。』

カ｢うん、可愛いよ〜？｣

『話通じないのこっわ』

ト｢カンタはずっと怖い｣

ふ｢それだけチーちゃんの事好きってことじゃん！いつも素敵だなって思います！｣

『メンヘラ予備軍発見しました』

ト｢ええ...そうなると俺も怖くなるしかなくね？｣

『そうなったらもう水溜りボンドメンヘラコンビで終わりっすよ』

カ｢ね、｣


揺れる前髪が可愛くて声を掛けると、綺麗に髪が揺れて瞬きする度に長い睫毛が影を作る。嗚呼、俺のお嫁さん天使...


『もう笑えないレベルになってきてるの気付いてる？』

カ｢振り向くと前髪がサラァってなるぅ...｣

『Pさん何とか私をポジティブにさせて』

P｢営業時間外｣

『営業だったんだ？ビジネスポジティブの闇』


ご飯を食べ終えてなっちゃんのお風呂を終えて、授乳を終える間もずっと前髪ぱっつんなの可愛いしか考えられない。俺の語彙力喪失したかもしれないわ。


カ｢なっちゃんとママどっち見ればいいの？困っちゃうよ...｣

『今はなっちゃん見てて。』

カ｢了解です！｣


愛娘を寝かせると今度は俺の嫁タイム


カ｢可愛い...｣

『可愛い嫁にちゅーしてください』

カ｢ん〜〜！！！かわいい！！！！｣


勿論あまーいキスをあげますよ！！

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