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『ねぇ!?お話しようよ!!』
カ「分かったよ?俺もちょっとお酒飲もうかな...」
冷蔵庫に残ってた甘めのチューハイを持ってきてAの隣に腰掛けると、ふぅさんが顔を覗かせた。
ふ「ともくんまだ寝ない?」
ト「もう寝る!後はカンタに任せた。」
カ「あ、了解。」
空き缶を片付けて行ってくれたトミーにおやすみ〜と声を掛けると、隣の可愛い子が手をにぎにぎしてくる。
『ちょっと!聞いてるの?』
カ「なんも喋ってなかったのに何怒ってるの?笑」
『だめ、今は嫁第一優先希望!』
カ「今日可愛すぎだけど気付いてる?ほら、撮られてるよ?笑」
『いいの別に!!寛太は私に集中しなきゃダメなの!』
カ「はいはい、今日も可愛いね?」
『怒ってるのに可愛いとか言われてプライドが傷付いた。寛太は責任取って一生私を可愛がらなきゃダメです。』
カ「ちょ、ほんとにあんまカメラの前で可愛いこと言わないで?」
『今日の私はいつもと何かが違うけど何が違うでしょうか!』
カ「いつもより素直で可愛い」
『正解!ご褒美のちゅー!』
引き寄せられ抵抗する間もなく重なる唇。未だに少しぎこちない、触れるだけのキスを食らって手を出さずに居られる俺にスタンディングオベーションをあげたい。ああ、素晴らしき理性。
カ「うん、分かった。ほんとに酔い過ぎ。カメラ止めるからね?」
『ばーいばーい!』
カメラに手を振ったAを横目にカメラを止めて、サクサクと片付けを済ませて部屋に移動。
カ「はい、ちょっと着替えるから待ってね?」
『無理です。離れるの無しです。』
カ「なんで今日そんなにデレデレなの?」
『大好きだから〜』
カ「可愛いなぁ...」
『寛太はあんま酔ってないねぇ?』
カ「Aに酔ってるからいいの」
『私にメロメロで可愛いね』
カ「そっくりそのまま返すよ笑」
とりあえずベッドに座らせて俺も部屋着にお着替え。服を脱ぐと、後ろから抱き締められた。
カ「なに?ちょっとまってて?」
『無理...』
何を考えたのか彼女は背中に舌を這わせてくる。お腹を滑る可愛い手と背中を伝う舌のゾクゾクが重なって、腰に響く。
カ「...A、」
『ん、大好き...』
カ「あんま可愛い事されると歯止め効かないんだけど」
『早くして...』
カ「あーもう...」
勿論翌朝目覚めた彼女は動画を確認してボツにしてた。Aが消したと思ってる動画のデータはきちんと俺のパソコンに保存したんだけどね?
(裏へ続く)
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ぴあ(プロフ) - 海月さん» 小説ならではの必殺技は時間がいじれることです (2019年11月25日 8時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - もうなっちがこんなに日本語を喋れることに感動してるんだけどこないだまで「こーん」って言ってたのに〜 (2019年11月22日 15時) (レス) id: b5ee4ab4b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 千花さん» かしこまりました。フッ軽ディズニーにチーとシルクさん、モトキさんですね。書かせて頂きます。 (2019年11月22日 10時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
千花(プロフ) - ぴあさん» Fischer'sのシルクさんとモトキさんがいいです! (2019年11月21日 22時) (レス) id: 3f06c5551a (このIDを非表示/違反報告)
ぴあ(プロフ) - 千花さん» リクエストありがとうございます。他に合流するYouTuberで希望はございますか?お返事お待ちしております (2019年11月21日 17時) (レス) id: 84b390d948 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴあ | 作成日時:2019年10月11日 21時