アメリカ物語26&イラスト ページ29
{貴方side}
貴「ヘイッッッ!!!」
黒人「ぁあ?」
貴「次は・・・俺と勝負してくれよ。」
.
.
「なっ・・・!あの小僧、アイツに挑むのか・・・!?」
「つーか
「チビのくせに良い度胸してやがるぜ!!」
「チビ〜!吹っ飛ばされんなよー!!」
ほとんどが冷やかしだろう。ギャラリーたちはケラケラと笑いながら俺に声を掛けている。こんなタッパもなければ筋肉もなさそうな俺がアイツを倒せるわけがないと・・・確信しながら。
そんなものはどうでもいい。
俺は試したいんだ。
俺自身の力が・・・
ここアメリカ、本場でどこまで通用するのかを・・・!
男性「君!!無茶はしない方がいい!!」
すると、勝負にもならないと笑っているギャラリーたちをかき分けて先程親切にも色々とストバスについて教えてくれた人が血相を変えて走り寄ってきた。
________________________
{男性side}
男性「悪いことは言わないから、この勝負はしない方がいい!」
貴「どうしてだ?この勝負は誰でも参加できるんだろ?」
男性「それはそうだけど・・・!」
相手は2mくらいのタッパがあって、さらに近くで見るとガッチリとした筋肉を付けていた。ギャラリーの奴らだって勝つ訳が無いと冷やかしているというのにこの子ときたら・・・!
俺は焦りながらも彼の両肩を掴んだ。
男性「いいかい?確かにここは誰でも参加できるストバスだ。プレイを見せつければ有名になることだってできる。でもそれは、逆もあるって事だ。」
貴「逆?」
男性「ああ。君は初めてだから分からないかもしれないが、勝ち目のない相手に挑んだところで笑いものにされるだけだ。君が今やろうとしているのは無茶を通り越して無謀なんだよ・・・」
貴「・・・」スッ…
男性「・・・!」
すると彼は、肩を掴んでいた俺の手を握り、静かに下ろしたのだ。そして・・・彼の黄色い瞳と俺の瞳が交わった。
貴「大丈夫・・・心配してくれてありがとな。」
男性「っ・・・!」
彼は・・・微笑んだ。
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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時