アメリカ物語19〈好奇心〉 ページ21
−−−虹村side−−−
翌日_____
俺たちは、親父の見舞いのために病院へとやってきていた。結局昨日はAが怒りそうになったので何事もなく一夜を過ごした。しかも、あんな大声でケダモノって言われたんだ。内心傷つく。←
貴「まだ昨日のこと引きずってんの?」
虹村「仕方ねえだろ・・・」ゴニョゴニョ
貴「何ぃ〜?ブツブツ言っても聞こえないんだけど(怒)!俺にだって理由が・・・!」
虹村「・・・ん?」
貴「〜っあれやったあと体ダルくて嫌なんだよ!するなら次の日休みとかが良い!!」←
虹村「!・・・ブハッww!!」
貴「あ"(怒)!!?」
そんな赤くなって言わなくてもw
怒りながら背中を叩いてくるAに対して笑いが止まらない。恥ずかしがって言えなかったのだろうけど、そんな可愛いお願いされたら言うこと聞かなきゃって思っちまう。愛おしいあまり、かがんでAにキスをした。
貴「!?」
虹村「今はこれで我慢しとくわ。荷物の整理とか終わったら覚悟しとけよ♪」
貴「なっ・・・!だ、だからって外でキスしなくていいだろ!?病院だし誰かに見られたら・・・!」
虹村「だーいじょうぶだって。ここ病院の裏庭だし、こんな朝早くに誰もいる訳・・・」
虹村父「Aの言う通りだぞ、修造。」
虹村「」←
貴「ほれみろ。」←
.
.
何で親父が裏庭にいるんだよ!?←
.
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___________
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貴「それにしても良かった!修のお父さんが外に出れるくらい元気になって!」
虹村父「ああ、氷雨のおかげだよ。薬の副作用でここのところ体調が悪かったんだが、ようやく落ち着いてね。」
親父が言っている氷雨というのは、Aのお父さんのことであり、この病院の医師を務めている。アメリカで最新医療を受けるよう促したのもこの人だ。Aのお父さんは、親父と昔からの親友であり、俺も小さい頃から何度も会っている。Aのお父さんが居なかったら、今頃親父の命は助かっていなかっただろう。何たって難しい病気だから・・・。
ベンチで他愛もない会話をしていると、検査の時間になったため、看護師が親父のことを迎えに来た。
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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時