アメリカ物語11 ページ13
−−−貴方side−−−
中学生「ここは俺たちが使ってるんだ!!」
大人「ああ"?だからってなんだよ、順番ってもんがあんだろ。」
中学生「俺たちも今来たばっかだし!」
大人「んだとっ・・・やるってのか!?ああ!?」
中学生「ひっ・・・」
.
貴「!・・・何だあいつら・・・」
修とバスケをしていると、もう片面のコートに入ってきたいかにもタチの悪そうな大人4人が、中学生を相手に喧嘩を売ろうとしていた。どうみたって体格差がありすぎて勝負にならない。考えるより先に体が動いていた。
虹村(!・・・・・・おいおいまさか・・・)
貴「へい!」
大人「あ?なんだテメェ。」
虹村(やっぱり行ったーーー・・・)←
貴「良い大人が中学生相手に喧嘩売ってんじゃねえよ。ここのコートを使いたければ正々堂々勝負しろってんだ。」
大人「何だこのアマ・・・黙って聞いてりゃ・・・!」
大人「おい落ち着けって。・・・んで?その勝負ってのは何?まさか俺たち相手で喧嘩しようって訳じゃあないよな?」
貴「バスケで勝負だ。俺が勝ったらこの子たちにコートを譲れ。もし俺が負けたら好きにするといいさ。」
中学生「それって賭けバスケじゃ・・・」
貴「ああ、これは賭けさ。」
中学生「賭けはまずいよ・・・!」
貴「・・・?」
大人「かはwいいぜ乗った。お前が勝ったら俺たちは潔くここから居なくなってやる。んで・・・もし俺たちが勝ったらねーちゃん・・・あんたを1日自由にさせてもらうぜ?」
貴「分かった。」
大人「交渉成立ってなwんじゃま・・・こっちは4人だ。そいつらを入れてバスケしてもいいが勝てるかなw?」
中学生「っ・・・」
そう言われた瞬間、後ろにいた中学生たちの表情は曇り、震え上がっていた。それもそうだ・・・こんな型のいい大人相手じゃ勝ち目なんてない。ましてやタチの悪さからしてプレイ中わざとぶつかってくる危険性だってある。
そんなの想定内・・・
こっちは・・・
虹村「はあ・・・・・・だったらやるしかねえよな。」
大人「あ?テメェも混ざるのか?」
虹村「ああ、俺の連れがどうしても言うことを聞かなくてな。アンタら4人の相手は俺たち2人さ。」
.
.
.
こっちは・・・『最強コンビ』なんだから。
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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時