44話 ページ45
sideA
シキ｢おや…電話ですね、少々お待ちください。｣
電話ですか。
依頼でしょうか。
シキさんのデザインは評価されてますから。
A『あら…』
可愛いアンティーク調のデザインを見つけました。
シキさんの電話なら少しばかり寄ってみても良いですよね…？
｢いらっしゃいませー。｣
いらっしゃいました。
(お人形さんみたいに可愛い子が来たー!!)
幸せです〜♡
sideシキ
日本の番号ですね。
シキ｢もしもし。｣
【もしもしじゃないです！今日、取材あるの忘れてますよね！？】
あぁ。そんなものもありましたね。
シキ｢我が愛しきプリンセスのメンテナンスが優先です。｣
【白銀さんも連れてきて良いから！早く取材を】
連れてくる？プリンセスを？
シキ｢プリンセスの取材はＯＫしてません。｣
【迎えに行きますから今どこに居ますか！】
シキ｢寮前に居てください。寮に今から戻るので。｣
折角のプリンセスとのデートでしたのに。
……
おや？
シキ｢プリンセス？｣
sideA
あらあら…
お電話が終わったようです。
店を出て、
A『は』
はい、もしもしって言おうとしたんです。
シキ【プリンセス!!!ボクはお待ちくださいと！】
A『待ってる間暇でしたので。』
シキ｢プリンセス!!!｣
わお。
A『可愛いデザインの小物に誘われたん…』
あ、やばいかもしれないです…
シキ｢ほぉ？久しくボクのデザインには言われないのに、どんな物ですか。今後の参考までに…｣
まさに火に油。
A『シキさん、お電話の内容は？』
シキ｢取材に遅刻してる事よりもプリンセスのお眼鏡にかなう物を勉強する方が優先です。｣
ダメです。
A『今度のオフに来ましょ。』
シキ｢嫌です。｣
A『あら、私とお出かけは嫌ですか。』
シキ｢違いますから！プリンセスのお眼鏡にかなう作品を今この目で!!｣
｢居た！｣
あ、シキさんのマネージャーさん。
｢急ぎますよ！｣
シキ｢優先すべきものがあるんです。｣
折れなさそうです。
買ってもらいました。
シキ｢先にプリンセスを寮に送り届けますよ。｣
｢分かりました。｣
送ってもらいました。
シキ｢プリンセス。終わったら迎えに来てくださいね？｣
A『門限を過ぎなければ。』
メンテナンスよりもお仕事の方が優先すべきものだと思うのですが…
暇です。
聖人｢一緒に映画を見ない？｣
A『わぁーい。』
ホラーサスペンスで暇は潰れました。
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので！！うれしいです！！！ありがとうございます！ (2019年8月6日 1時) (
レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います！！！！シキくんと創真くん最推しで！ありがとうございます！！頑張って下さい！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年6月11日 12時
