37話 ページ38
sideA
無事に午前の授業を終えました。
アゲハ「お迎えに来たで。プリンセス。」
わお。
A『アゲハさん。』
アゲハ「シキさんのおやすみコールはどうやったん?」
A『それが…おやすみと言う前に寝てしまいまして…』
一生の不覚。
シキ「プリンセス!!」
わお。
シキ「おや、アゲハくんもプリンセスをお迎えに?」
アゲハ「シキさん、今日はええ顔やねぇ。」
シキ「ええ。プリンセスと楽しいひと時を過ごせて安眠でしたから。」
それは何より。
シキ「プリンセスの寝息がとても心地よかったです。朝に切れていたのは残念ですが。」
まさかのずっと通話状態。
A『充電が切れてしまってましたから…今日は寝る前に充電したのを確認します。』
シキ「今夜も通話してくれますか?」
A『わかりました。今夜はちゃんとおやすみなさいって言います。』
よし。
アゲハ(可愛ええ…)
シキ「ンフフフ。」
アゲハ「人の待ち受けちょっと気にならん?」
A『シキさんはソラさんの写真ですよ。』
アゲハ「へー…」
アゲハ(シキさんのケータイ簡単に触られるん!?しかも待ち受けまで見れるん!?)
A『アゲハさんは?』
アゲハ「ナイショ♪」
あらあら。
アゲハ「プリンセスは?」
A『私も秘密です…♪』
アゲハ(ホンマに毒やわぁ…)
シキさんが駆け寄ってきました。
シキ「何の話をなされているんです?」
A『待ち受け画面の話です。』
シキ「プリンセスはどんな待ち受けなんです?」
私の待ち受け画面ってそんな興味そそられるんですか?
A『なーいしょ♪です。』
シキさんはフリーズしました。
A『シキさん?』
あ、動いた。
シキ「プリンセス!!どこでそんな…!というかボクに隠し事など許しません!」
床ドン?されました。
シキ「プリンセス…!」
A『ダメです。見せません。』
シキ「プリンセス…!!」
絶対に死守します。
目を逸らさないと飲み込まれそうです。
シキ「プリンセス、ボクはこっちですよ。」
向きを戻されました。
ソラ「うわあああ!!」
何事。
零士「蛇ノ目!場を弁えろ!」
シキ「五月蝿いですねぇ…」
元は貴方が原因では?
シキ「元凶はプリセンスです。」
えぇー…
シキ「プリンセス…ボクに隠し事なんて罪深いですよ。」
A『罪深くて良いです。』
シキ「何が映ってるんですか。」
A『な、い、しょ。』
そんなに執着する事項ではないですよね?
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので!!うれしいです!!!ありがとうございます! (2019年8月6日 1時) (レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います!!!!シキくんと創真くん最推しで!ありがとうございます!!頑張って下さい! (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年6月11日 12時