ガラスの靴見つけた（JW） (ページ48)

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ある日のこと　～小瀧組～ページ48

小「なあ佑衣(小瀧のパートナー道枝佑衣)、最近Aちゃん可愛いなってない？」

道「ん？あぁ、入部当初の固さが取れて、踊りにもいい笑顔が随分出るようになったよね。
それがどうしたん？」

小「いやぁ少し前に濵ちゃんが下の名前で呼び始めたやん。
あれはAちゃんの希望でそうなったらしいんやけど、その理由が、濵ちゃんとのカップルとしての気持ち的な距離を縮めたいっていうことなんやって。
で、まあそう呼ばれるようになった後のあの二人を見てると、なーんや、ええ雰囲気で・・・」

道「それで、Aちゃんも可愛くなってきたいうことやね。」

小「やって、濵ちゃん見てみ。Aちゃんを見るときの目、優しい目ぇしとるで。
踊るときやって、大事～に扱って。
後輩パートナーいう分を抜きにしても、充分濵ちゃんの気持ちが見えるわ。」

道「そんならAちゃんやっておんなじや。
濵ちゃんとモダンでホールドするときとかラテンで手を取られるとき、必ず一瞬顔が赤くなるん、知ってる？可愛いんよ～。
あとほら、ルンバの抱き合ってのけ反る振りのところ。あそこなんとも切なさとうれしさが混じったというか、まぁホントに真実の言ってた“愛しい人と踊って”いるのがよくわかる表情やもん。」

小「やんな～～(笑)」