君と杜王町は永遠に。 【続編】

ヴィル ページ5

「ふぅん…ボスを裏切るってことかい？紀乃も、伶奈も…？」

ハハッとボスは笑った。

「いいだろう。その気なら、こっちも本気でやってあげるさ。」


緊迫した空気が、その場に流れている。

「チェック・メイトォォッッ！！」


もう…怒りしかない！！

コイツを倒したい、という思いが体の底から追い上がってくる。


…ボスを"溶かす"！


ボスは溶けてグニョグニョになった。


「ーー！？甘く見ていたが…クソッォ…！紀乃め…！」


初めからこうやって仗助もボスも溶かせば良いんだ。

ま、隙をついて触れるというのが難しいのだけれど…


この調子でいける…！！


「レラァァーーー！！」


溶かしたままじゃ、攻撃が効かないから…

溶かした物(ボス)を元に戻す！


そして、倒す！！


ボスに1発…！

ボスに2発、3発…！！

何回もボスを殴る。

このくらいやってしまえば再起不能なはず…！！


「ぅゔ…！！紀…乃ォ！！」


吹き出る血！

真っ赤な血を見て、やっと私は正気に戻った。

極限集中体制だったので、疲れが後からドッとやって来る。

仗助はボスが倒れているのを見てとても驚いている。


よし…！
ボスは、もう動けない！！



そして街灯の明かりでボスの顔があらわになった。

黒い短髪に、真っ黒な深い瞳。
そして黒いスーツ…
全て真っ黒だ。

黒以外のものといえば、青白い肌だけだろうか。

歳は30代後半くらいに見えるが…

こんなやつが私の組織のボスだったなんて…

正直普通のサラリーマンに見えるが、裏は悪に手を染めた、凶悪犯なのだ。


けれど安心したのも つかの間…


「ハハハハハハッ！！」


紀・伶『「！？」』


ボスは不気味に笑っている。

「これはたまげたよ…！本当に私が…やられてしまうなんてね…！
もうすぐで私は死ぬだろうよ…」


ボスは笑いながらそこらに銃をぶちまけた。


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最近更新が遅くなってしまい、本当にすみません！！

今、ちょっとこれからの話をどうしようかと迷っているんです(泣)

あ〜どうしよう！

あと紀乃ちゃんのラッシュ時の掛け声について…
今回、紀乃ちゃんの「レラァ！」が出てきましたが…

あれでも作者は悩みに悩んだ結果なのです！！
((ドヤァ！

レラは、恥パのしゃれこうべの歌から思いつきました。アイヌ語で風という意味らしいのですが…

もし案がありましたら、コメント欄に書いてくださると嬉しいです！！

宜しくお願いします！

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