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タンポポ ページ22

「ドラァッ!!」

仗助が階段のその段を壊す。

すると中から、一輪のタンポポが出てきた。

それは触ることが出来ない。

つまり、スタンド…?


そしてタンポポは一瞬にして綿毛に変わる。


その綿毛が私の頬にカスった。

頬から炎が燃えでる。

『ゔえっ!!熱ッ!!』

「くそッ!綿毛に触るんじゃあねぇーぜッ!」

仗助が近くの花瓶の水を私にかける。
たちまち、炎は消えた。

「どうやら、人体自然発火現象っつーもんじゃねぇみてぇだな…
これは正真正銘、スタンド攻撃だ。」

綿毛が飛び散ったタンポポは枯れ、また新しいタンポポが生え変わる。
そして綿毛を飛ばしてくる。


『うっ!私のスタンドじゃ対応しきれない…!!』

必死に綿毛を殴るが、空回りするだけだ。

「なんかよぉーイライラするぜ…こんなちっぽけなタンポポごときと戦うなんてよぉ…!」

クレイジーダイヤモンドがザ・ハンドのように"切り取る"仕草をする。

すると、綿毛がその仗助が生みだした風の動きで中心へと集まる…



そしてトドメをさす。



「クレイジーダイヤモンドォッ!!
ドラララララララララァァッ!!」


綿毛は綿毛同士でくっつき合い、ぐちゃぐちゃになる。

これで完全に動けない。


『流石ね…!』

「へへっ、チョロいもんよぉ〜!天才仗助に勝てるヤツはい…あ。」


ーーそうだ、相手は植物なのだ。

根さえあれば生きられる…


ブワッ!!

綿毛がこちらの方へ向かって噴射されてきた。


「クレイジーダイヤモンドッ!」

とっさに仗助が壁を壊して防御する。


『そうか、綿毛じゃなくてタンポポ本体を根っこごと潰さなきゃいけないんだ!』

「"根っこごと"だよなぁ…いくぜェッ!」

仗助が階段を壊す。

そして治す。

そういうことか。
仗助のやりたいことを理解する。

予想通り、タンポポも綺麗に分類されてこちらへ飛んでくる。


『チェック・メイト!』


タンポポは根元から溶け、ドロドロになってなくなった。


よし、やった!



私は仗助を見てニコッと笑った。

屋敷→←人体自然発火現象



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設定タグ:ジョジョ , ジョジョの奇妙な冒険 , 四部   
作品ジャンル:アニメ
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-ポン酢→(プロフ) - あんころもちさん» ありがとうございます!とっても励みになりますー!!これからもよろしくお願いします〜!! (2018年5月8日 18時) (レス) id: 21daf65d6d (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張ってください! (2018年5月7日 7時) (レス) id: beb861d356 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポン酢 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年5月1日 22時

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